明日から久しぶりのお仕事?。にもかかわらず、長文の考察書いてて深夜に(現在0時過ぎ)。どうせまだ用事あるし、明日の仕事は昼からなのでいいんですが。あさっては朝からだけど。
しかし、せっかく先週くらいから朝型に戻したのに、一昨日くらいからまた夜型に戻ってしまった…。仕事に差し障るよなぁ、このままじゃ。ちなみに、うまく行けば1月から別のお仕事が始まるために、26日も顔合わせに出向かなければいけないかもしれません。あくまでうまくいけば、なので、期待はせずに連絡を待とうかと。本当に年末の予定が詰まってきたな…。
今回から、今までオピニオン的なものに対して使っていた「ネット」を「考察」に変更しました。「ネット」では、全くネットに関わらないものを書くには難しいですし(^^;)。
で、その初回となる今回はいきなり重いテーマについて考えてみることにします。とはいえ明日は仕事のため、あまり長く書くことはできません。ということで、今話題になっている「日本へのテロの可能性」について、仮に起こるとするならば、どのような手段でいつ起こりうるのか。自分がテロリストになったつもりになって、考えてみたいと思います。ちなみに私は軍事専門家でも何でもない、ただのエロゲー愛好家 一般人ですから、厳しいツッコミはご勘弁を(^^;)。
まず場所について考えてみます。大きく言うなら大都市圏、東京・大阪などは危険でしょう。最小の投資で最大の効果を上げるなら、私の住んでるようなド田舎でテロを起こしたって、被害はほとんどありませんから当然ですね。では、その場所をもっと絞り込んでみます。すぐ思いつくのは「駅」「大規模イベント会場」「大型店舗」「政府組織などの建物」などですが、一般的に一番危険なのが「駅」ですね。どのようなものを用いたテロにしろ、公共交通機関に対する攻撃は、心理的・物理的に最も効果があります。特に公共交通機関が相当発達している日本では、真っ先に狙われると思われます。他の場所に関しては、だいたい予想がつくと思われるので割愛しますが、もちろんどこに攻撃を仕掛けられても危険であることに変わりはありません。
では次に手段ですが、これも思いつくだけで「爆弾」「細菌兵器」「化学薬品」「核廃棄物などによる放射能汚染」などがあります。「爆弾」は説明不要かも知れませんが、核廃棄物質と組み合わせた「ダーティボム」という種類の「爆発+放射能汚染」を引き起こす爆弾もありますので、その種類によっては大変危険です(普通の爆弾でも十分危険ですけどね)。
「細菌兵器」は、一時期話題になった炭疽菌・天然痘に代表される、既存のウイルスだがワクチンが存在しないウイルスを使ったり(天然痘にはワクチンが存在するが、生産量は微々たるもので、テロが起こった後で被害者全員分を確保するのは難しいと思われる)、様々なウイルスを掛け合わせた「キメラウイルス」といわれる、現在知られていない、すなわちワクチンが全く存在しないウイルスを使われる可能性もあります。仮にこの「キメラウイルス」の死亡率が高く、また感染力も強ければ、SARS以上の被害が出るであろう事は容易に予想できます。(以前聞いた話では、天然痘とインフルエンザを掛け合わせたキメラウイルスだと、空気感染できるうえ非常に感染力が高く、死亡率60%以上を誇るウイルスができる可能性もあるとか。天然痘だけですら、一時期死の病として恐れられたものですが、その感染力が大幅強化されるとすれば、どれほどの被害となるか、想像するだに恐ろしいものがあります)
「化学薬品」は、今でも印象深いサリンなどの毒物の散布ですね。こちらと上記「細菌兵器」を併せて「BC兵器(バイオ・ケミカル ウェポン)」とか言ったりもします。そんな風にひとまとめにするのは、両者ともに「目に見えないにもかかわらず殺傷能力が高い」からだと思われます。「化学薬品」の特徴は「細菌兵器」のように感染を広げていく事はないものの、その毒物の種類によっては即時に人を殺傷することができることです(ウイルスには一般に、感染後潜伏期間があり、即時性はやや弱い)。サリンを例にすると「無味無臭」であり、ほんのわずかの量で大量殺人が可能です。これら「BC兵器」は「貧者の核兵器」と言われることもあり、低コストで大量殺人が可能であることから、「爆弾」と並んで最も使われる可能性が高いでしょう。
最後に「核廃棄物などによる放射能汚染」ですが、これは単体で使われても即時に効果を現すわけではないため、使われる可能性は低いでしょう(戦略的に放射能汚染地域を広げていける体力がテロリスト側にあれば、心理面から追いつめていく方策としては有効かもしれない)。あくまで単体では、ですが。上記で述べたように「ダーティボム」として使ったりすることは十分考えられます。放射能汚染によってどのような被害が出るかについては、よく知られていると思われるため割愛します。
最後に時期ですが、それは「どこに」「どの兵器で」攻撃を仕掛けるかによっても違ってくるでしょう。「爆弾」を使うなら、上記場所で述べた「駅」「大規模イベント会場」「大型店舗」「政府組織などの建物」どこにでも対応でき、あとは人が多い時間・時期を狙うでしょう。駅ならば、帰省ラッシュが始まるこの時期もいい対象でしょうね。このように汎用性が高いことから、テロには爆弾が良く用いられるわけですが(他にも心理的にも爆音・爆発という恐怖を与えることができる、自分たちの主張の象徴として爆弾を使う、といった理由もあるだろう)。
では「細菌兵器」を使うなら。私ならば「駅」「大規模イベント会場」「大型店舗」に、「帰省ラッシュが始まる数週間前」に仕掛けます。こうすれば、帰省ラッシュによって全国に保菌者がばらまかれ、各帰省先で発症・または菌をまき散らすことになるでしょう(天然痘などの空気感染型ウイルスを想定しています)。あえて帰省ラッシュの少し前に仕掛けるのは、潜伏期間を見越してです。この方法がうまくいった場合、全国にテロの被害が広がるでしょう。大都市に1度仕掛けるだけで、国中に被害を広げることができる、テロリストにとっては理想の、私たちにとっては悪夢のシナリオです。
更に問題になるのが医療格差です。田舎の方が医者のレベルが低いとは言いませんが、その数は絶対的に少ないでしょう。たとえば無医村・医者の少ない地域で感染者が発生した場合、下手をすると村・町が全滅するという可能性がないとは言い切れません。そういう点も踏まえると、これが最悪なテロと考えられます。
「化学薬品」の場合は「爆弾」と同様に使えますが「駅」「大規模イベント会場」「大型店舗」の「人が多い日時」に仕掛けてくるでしょう。政府組織などに仕掛けない理由は、これはBC兵器全般に言える事ですが、テロに含まれる「主張」を示しづらいからです。また対象となる人数が多ければ多いほど効果的なのがBC兵器ですから、やはり比較して被害の大きい方を選ぶと思われます。
「核廃棄物などによる放射能汚染」は、単体では使い道が難しいと思われるため省略します。密かに各所にばらまいておいて、じわじわと被爆させていくという使い方もありますが、テロというある程度即時性を求められる行為にはそぐわないでしょう。もちろん何度も述べた通り「爆弾」と組み合わせれば、心理的な損害も与えられるため、効果はあります。
以上、結局長文になりましたが(^^;)、考察を終わりたいと思います。…現在、日本でもテロの可能性が否定できない情勢になってきています。もちろんこれら以外にもテロの手段はあるでしょう。私たちにできることはほとんど無いかもしれませんが、どのような手段でもってテロが行われるのか、それを各自で少し考えてみるだけでも、自らを守る助けになるのではないでしょうか。
個人的な考察で不備もあると思いますが、私も私自身・家族を守るために、このような考察をしてみました。ですが、仮に最悪なテロと私が想定する「細菌兵器」を「帰省ラッシュが起こる数週間前」に仕掛けられ、全国的な被害が出てしまったら。私は私自身や家族を守ることができるんでしょうか…。