愛も変わらず寒いですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。うん、素で誤変換したんだけど、割と当たってるからこのままでいいや。……「冬来たりなば、春二度と来たらじ」って感じだな、俺の場合。しくしく…。
まあ今日は晴れてて割と暖かかったわけなんですが、どうして休みの日に限って天気がいいんだッ! これは全てYahooBBの工作員の仕業だ。間違いないッ!(長井氏風に) どうせなら昨日晴れてて欲しかったものです。それでも風が強かったので、それなりに寒くはありましたけど。
とはいえ、四国に住んでて、いくら「寒い、寒い」って言ってても、寒冷地にお住まいの方からすれば「この程度の寒さで何言ってやがるんだ、この軟弱者が! そーれ、この小便鉄砲でもくらえーい!@花の慶次」なんて言われてしまうかと思うのですが、やはり寒いものは寒い。でも人が感じる寒さなんて、温度だけで測れるものでなし、何か基準が欲しいところであります。
もちろん、風速と気温を組み合わせて計算し、人間の体感温度を表現しようとする方法も既にあるらしいのですが、このデジタルな時代とはいえ、何もかも数字で表現するのはどうもつまらない。そんな何もかも数字で表そうとする理系的思考は放り投げて、われら誇り高き文系人間は詩的に寒さを表現しようではないかと思うのです。
たとえば「外に出るのがちょっと億劫な程度の寒さ」のとき。
僕の喉元にナイフを突きつけ、彼女は耳元でそっと囁いた。
「いっしょに、逝こ……?」
…どうです? ちょっとゾクッとしませんか? そう感じる程度の寒さの表現にはこれを使いましょう。
またたとえば「結構寒くて、外に長時間いると震えが来そうな寒さ」のとき。
はじめは小鳥、次に子猫。昨日は犬。もう、小さな命を奪うのには飽きたんだ。
次は君を奪いたい。その指も、その足も、美しいその瞳も。全て僕が奪ってあげる…食べてあげる……。
そして僕の体の一部となり、君はずっと生きつづける。永遠だ。永遠はここにあるんだ。そう、ふたりひとつになって、永遠に、生きつづけよう!
ふふふ・・・ははは・・・あーはははははは・・・・・・!!
はいはい、そこで引いてる人、帰ってきてー。…とはいえ、その引いた距離が、寒さのレベルを表現してるってことで。ただ単にこの文章自体が寒いってことでもかまいませんが。しまった、これをオチにすりゃよかった…
で、最後。「とてつもなく寒くてもう耐え切れない孤独のセレナーデ」虚像の海に流して……じゃなかった、そんな状況のとき。
想像してみてください。
あなたの前方には、貞子がいます。
あなたの後方には、伽椰子がいます。
あなたの右手には、莎代里がいます。
あなたの左手には、俊雄がいます。
その4人が、同時に飛び掛ってきました。
逃げ道はありません。
うん、個人的にこんな状況になったら、違う意味での寒さでショック死しそうですが、まあゾクゾクする感じ・寒さは伝わるのではないでしょうか。
……でもね、この文章ネタ、このオチが浮かんだんで喜び勇んで書いたんだけど、正直配置する順番を間違えたと思う、俺も。こんなホラーオチなんて弱いネタよりも、上の文章自体が寒かったってオチの方がよかったよね、うん。
………
今日の話は忘れてくれ。