明日は雨(の予報) なので休みという、見事に現場人間の生活ペースになった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか? 私は先日「この仕事についてどう思う?」なんて社員さんに質問され、思わず一瞬沈黙したりしてました。えーと、特に深い意味はないのでしょうが、微妙に意味深な問いかけは勘弁してください。私の専門はネットワークとかセキュリティとかシステム運用のほうであって、現場管理じゃありませんから。ええ。
といった愉快な日常を送っている私ですが、今日は今日とていろいろありまして。まずね、唐突に現場の作業員の方がケンカを始めました。かと思えば、そのうちの一方がぶっ倒れました。……なんということでしょう!(ビフォーアフター風に)
……と、これだけ書いたら「現場で大ゲンカが発生し、それは片方が倒れこんでしまうほど壮絶なものだった」…なんてイメージを与えてしまい、それにインスパイアされた脚本家によって「水質監視員は見た! 憎しみの交差・クロスカウンターの悲劇 ?シンナーに隠された真実?」とかいった2時間もののサスペンスが始まってしまいそうですが、実際のところは当然違いまして。っていうか、そんな職場だったら今日付けで辞めてますから。はい。
では、その細かいあらましを追っていきましょう。まず、発端は、どうも作業をダラけて行っている(と思い込んだ?) 先輩作業員の方(以下コワモテ氏) が、そのダラけていた作業員の方(以下イケメン氏。マジでイケメンなんだからムカつく…じゃなかった、羨ましい…) に蹴りを入れたところから始まります。口でも怒鳴るっていうんじゃないんですが、ほら、ヤンキーの方々がケンカするときに言うような口調ってあるじゃないですか。そんな感じで、絡んでいるように注意してまして。
内容を聞いた感じでは、コワモテ氏が「真面目にやれ」っていうことと「以前に教えた、きれいで効率よくできる方法で作業しろ」って事をイケメン氏に注意しているみたいなのですが、傍から聞いたらケンカしている風にしか聞こえません。で、私はと言えば、ガクブルしつつ別の用事でその場を離れたのですが、その後しばらくして再び現場に行ってみましたら、その注意されてたイケメン氏、気分悪そうな顔をして座り込んでいるではないですか。どうした!? 変身できないのかイケメンライダーっ!! 俺の携帯でよかったら貸してやるぞッ!?
どうも作業をダラけていたように見えたのは、ずっと気分が悪かったからみたいです。イケメンライダーにも弱点があった…それはシンナーだっ!! シンナーを結構使っていたみたいでしたので、おそらくそれにあたってしまったのでしょう。その後イケメン氏は、現場から出て風通しのよいところでぶっ倒れて(横になって) おりました。これが事の真相であります。(えー、この日記の冒頭に著しく誤解を招くような表現がありましたことを、ここでお詫びいたします。大げさに書いてごめんなさい(笑))
私はずっと現場で仕事しているわけではありませんので、そんなに被害は受けないのですが、実際の作業員の方は長時間の作業が続くわけですから、こういう被害を受けることもあるのでしょう。つくづく現場で作業をされる方は大変だなと思った一日でした。
……と、これで終わればいい感じに締まるんですが、一言だけ言わせてください。僕がね、ちょうど作業を依頼しようとしたタイミングでケンカをはじめるのは止めてください。すごく言い出しづらかったです。そしてその場に居づらかったです。そんな状況でも作業依頼しなきゃいけない弱い立場の僕の事を考慮してください。よろしくお願いいたします。(もちろん作業依頼はしましたけどね……。まあ、どんな反応が返ってきたかは、推して知るべし、ですけど)