どうも。知り合いの家電販売店勤務の人が、またYahooBBに殺られたと聞いて、ただただ南無としか言えなかったくりゅえるです。当然ながら「殺られた」っていうのは、うまく動かなくてサポートに行く羽目になったって事ですから、お間違いなく。しかし、開通当日に通信ができたりできなかったりっていうのは、かなり致命的だと思うんですけど、いかがなもんでしょうか。
以前の日記で書いたけれど「YahooBBは売って欲しくない」と、店員さん(知り合いの方とは別人) が言っていたのも頷けるような事例を、この知り合いの方から頻繁に聞くので、「やっぱりYahooBBはアレなんだ」というのが最近の私の見解です。もちろんノートラブルの方も多いんでしょうけど、普通では考えられないようなトラブル事例を聞いていると、全体としてはお勧めできかねますね。(かといってDIONも申し込みしたのを入力ミスでスルーしたりしてるので、個人的な心象はよくないですけど。ただ、回線トラブルは一度もないので、その点に関してだけは好印象です)
個人的推測ですが、店員さんが「YahooBBは売って欲しくない」って思っているのは「人の店先でサービス売っておいて、サポートを全くしないもんだから、結局店の人間がサポート行きになる。そのせいでいくらインセンティブ(販売報奨金) が入っても、トータルではマイナスになりかねない」という事であろうと思うんですけどね。あとは勧誘に積極的であることから、店のイメージが悪くなる(いつも勧誘してくる人間がいて鬱陶しいと思われる) って事もあるかもしれません。とはいえ未だに居続けることからすると、イメージの問題よりは、サポートにかかるコストの問題なんでしょう。
でも、トラブルが起こったとしても、YahooBBも無料サポートとか何とか銘打ってサポートを拡充しているのだから、店側の負担にはならないのでは? と思われるかもしれません。都会の人・冷静沈着な方はそうしたサポートに直接依頼されるんでしょうし、そのサポートとの間で問題を解決してくれる人ばかりなら、店側のデメリットはないでしょう。でもですね、いかんせんここは田舎であって、お客様は冷静沈着な方ばかりではないという現実がありましてですね。ええ、直情径行型な方も多数おられたりするんですよ。
そういった方の理論はこうです。店側が「YahooBBと店とは関係がなく、すぐに店員がサポートに行けるお約束も出来ませんので、YahooBBのお問い合わせ先までご連絡していただけますか」と話したとします。普通に考えれば理にかなっている発言と思うのですが、そういうタイプのお人は「お前の店の中で売ってるサービスだろうが(注:私の通っている店では、店の中での販促を行っています)。それだったら店が売っているのと同じだろ。動かなくて困ってるんだ、とっとと来い」となるわけです。これが直情径行型の場合。田舎の人タイプだと、そもそも「YahooBBの販促=店が特定サービスを販促している」と勘違いしているため、やっぱり店に苦情が来ます。
直情径行型は、店が売っているサービスではないと気づきつつもサービスを要求する、いわば逆ギレ的な行動パターンなのに対し、田舎の人タイプは天然とでも言いますか、気づかずに店に苦情を言ってくるのです。で、それに対して上記対応を行いますと、納得してYahooBBのサポートに連絡をしてくれるタイプと、その指摘に逆ギレしてやっぱりサポートを要求してくる、直情径行型に分かれます(笑)。どちらかというと後者のほうに変貌する人が多いのですが、まあそれはさておき。
結局、どう転んでも店側にサポート依頼は来るわけで、また出張サポート専任の人間を置くような余裕もない田舎の店だからして、対応するのはPC担当の社員さんで。で、その人が店を出ると、当然曜日によってはPC販売できる人がいない場合もあるわけで。となると、PC関係商品の販売数も当然落ちるわけで、店としてはトータルマイナスになる、と。こういう図式なわけですな。(さらに場合によってはクレーム対応になることもあり、そういった場合には出張サポート費用なんかも貰えないから、もっと赤になると)
という事で、結論としては、語り継がれている教訓である「安物買いの銭失い」「ただほど高いものはない」「安かろう悪かろう」という言葉は伊達ではないということですね。あと、サポート依頼は店ではなく、サポートセンターへお願いします。正直、そっちのほうが対応早いですから、普通の場合は。え? 電話が全然繋がらないって? それは当方の関知するところではございません(笑)。