どこが雨なんだよ! と言いたくなるほどの晴天というか、むしろ夏並みの陽気に辟易した一日でしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。くりゅえるです。台風一過といいますが、どこへ過ぎ去ったのでしょうか。直撃の予定だったはずが大幅に逸れていったようですね。まるで東尾のシュートのように。……とか言ってると「あんた何歳だよ!」ってツッコミが来そうなのでこの辺にしておいて。
今日は今日でスラッシュドット様の投稿なんか読んでいるとですね、こんな記事がタレコまれてまして。
うん、僕は大人なので何も言わない。子供相手にムキになるのって大人気ないしね。でもひとつだけ例え話してもいいかな。
グリーンピースっていう地球環境保護団体ってあるよね。世界中で地球環境が汚染されていることに憤りを感じて、ボランティアで抗議行動やロビー活動している団体だ。その志は素晴らしいし、僕たちも見習うべきところが大いにあると思う。少なくとも僕は自然と人間との関係について、よく考えなきゃいけないと思うし、グリーンピースの行動はそんな事を人々に考えさせるために有益な存在だ。
しかし、グリーンピースはその志の高さからか、不法行為を犯すこともある。勝手に他人の工場に入って、その工場から排出されている排水を工場内に無理やり戻したり、ある時はまたそういう工場の煙突に登って、抗議の旗を振りかざしたりもする。結果、その志は素晴らしいものだとしても、そういう不法行為でもって自説の正当性を主張する行為は、周囲に不信感を抱かせることになるんじゃないだろうか。
まあこの話で言いたいことはさ、自らの正当性・正義を主張するのなら、自分自身の行動がその主張にふさわしいものかどうか、自省しないといけないってこと。どんなにいい事を言ってても、信用が無ければ誰もついてこないからね。
……以上、例え話終わり。どこをどう例えているのかはすぐわかると思いますが、一点注意。不法行為云々のくだりですが、ACCSが不法行為をしていると言いたいわけではないので、念のため。あと、もちろんこの文章はグリーンピースを貶めるために書いているものではないし、むしろ私個人としてはそういう過激な抗議行動も結構好きなので(笑)、悪の大企業にガンガン立ち向かって欲しいと思います。
結局、正当な方法ではどう足掻いても相手にならないから、そういう行動になるんでしょうけどね。そうせざるを得ない社会構造というものは、テロリズムの起こる土壌と通ずるものもありますな。あ、同じ (環境・宗教・著作権)原理主義でもACCSには当てはまらない話なんで、今回の例え話とは関係ないですけどね、この部分は。