まろは明日から仕事でおじゃる。そのような身の上にも関わらず、頭が痛いのでおじゃる。これもまろの身体に脈々と流れる、高貴の血ゆえか。庶民と轡を並べて接客するなどという仕事を、まろの高貴の血が許さぬのであろう。しかし悲しいかな、没落した貴族などろくに仕事も見つからぬ。こうして世俗に混じって忍び生きるしかないというもの……。ああ、ご先祖様に申し訳ないでおじゃるよ。ご先祖様は、梅さえもその徳によって呼び寄せるほどのお方だったというに。ああ、重ね重ね無念じゃ。せめてもの句を記して、無きご先祖様を忍ぶとするでおじゃるかのう……。
「飛梅の 盛る季節は 来たれども」
「蕾む枝持てぬ 身をぞかなしき」 (栗湯恵瑠)
……え、何で今日は平安没落貴族風なんだって? いや、タイトルがアレだからさ。
個人的備忘録と友人用にメモ。26本と若干減っているみたいですが、相変わらず供給過多な気もしないでもない数ですね。本当にアタリショック再び、なんて事態にならない事を祈るばかりですが。……でも、昔から出来がアレなソフトは結構あったから、一概にアタリショックみたいな事態になるとは言えませんけど。
05/28