スポンサードリンク
Categories: 過去記事

考察というほどの出来ではないけど、分類上考察で

■ [考察] メールフィルタリングとメールマガジンについて考えてみる(毒含む)

そうとうメーラーの受信箱に未整理のメールが溜まってきたので、一斉に整理することにして(その前に部屋を片付けろという意見は却下)、メールフィルタリングのルールをいろいろと設定していたときのこと。

オンラインショップによく利用しているこのメールアドレスは、ショップからのダイレクトメールがよく届く。それは自分で希望したものや、購入者に対して無差別に届くものもあったりするのだが、興味のあるジャンルなら問題はない。興味の無いところは、最近のまともなショップならダイレクトメール解除先が書いてあるから、そこから個別に解除すればいい(とはいえ解除してからもメールを送りつけてくる会社も存在するが)。ただ、こういったメールをフィルタリングするにも、フィルタリングしやすいところとしづらいところがあるということに、ふと気づいた。

ではどんなメールがフィルタリングしやすいのか。下記に例を挙げてみよう。

1. メールアドレス自体がダイレクトメール専用のものを使っている

フィルタリングルールにこのメールアドレスを設定すればいいだけなので、至極簡単にフィルタリングできる。またメールアドレスとして設定している場合、そう簡単にこのニュース配信用アドレスを変更しないと思われるので(多少の手間が掛かるから)、以後作成したフィルタリングルールを変更するといった手間が掛かりにくい。そういった点でも、この専用アドレスを用意するという方式がユーザーにとってはベストだろう。

2. ダイレクトメールのヘッダに常に同じ文言が含まれている

例えば、サブジェクトに [ABCDEF Info 2004.10.11] といった文面があったり、Fromに「ABCDEFメールマガジン」のような文面が含まれている場合。これをフィルタリングするのも容易い。しかしこの方式だと、文面を変えられるだけで再度フィルタリングルールを変更しないといけなくなる(過去にそれで何度もルールを変更した経験がある)。なので、ユーザーの手間としては上記専用メール方式よりかかる可能性が高い。

逆に、フィルタリングしづらいものを挙げるなら、上記と逆のようになる。

1. メールアドレスが注文に使われるものと共用

2. メールのヘッダに広告であることを示す文言が全くない

果たしてそんなメールがあるのかと問われると、それが結構あるので嫌になったりする。個人的に経験しているのは、楽天に出品されている小規模事業者さん。サブジェクトは毎回変わるし、Formも注文時・メールマガジン時とも社名と同一メールアドレスのみ。ネットに慣れていないのかも知れないが、これだけは改善いただきたいものだ。結局、そのショップさんからのメールは、全て広告フォルダ行きになっているのだが。

ちなみに、世の中にはこんなダイレクトメールなんてかわいいと思えるようなメールを送ってくる会社もある(SPAM業者を除いて)。

それは イーバカンス という会社。唐突に広告を送りつけてきてくれる。しかも一応の規定である「未承諾広告」も付けてない。当然、上記フィルタリングしづらいメールにも当てはまっているという素晴らしさ。さらにメルマガ解除用ページでメールアドレスを入力しても、既に解除されてますというエラー(実際、今回以前にも広告が来ていたので、解除した覚えがある)。単純なミスで今回一度限りなら仕方ないとも思うが、それはつまり俺の個人情報をデータベースに保存しているままということで、気分は悪い。

そもそもこのサイトを利用したのは1年近く前、AtoZ格安旅行券ナビ から一括見積もりを頼んだときの一社だった。AtoZが入力した個人情報をある程度代理店に流すのは仕方ないが、その情報を元にダイレクトメール(SPAM) を送りつけてくるのはいかがなものか(メールマガジンについての項目は申し込み画面に一切存在しない)。まあもともとのAtoZ自体にも、プライバシーポリシーに関するページが無いところからして、両者とも個人情報の取り扱いがザルだということなんだろう。少なくともこの両者を俺は二度と使わないし、イーバカンスのメールはサーバーのほうで受信拒否したから、今後届くことはないが。

少なくとも各企業の方々には、ユーザーが望まないダイレクトメールを送りつけるのはやめて欲しいものだ。特にそのショップで購入したユーザーであったとしても、無差別に全購入者宛に送ってくるのではなく、メールマガジンが欲しいかどうかの選択肢くらいは設けて欲しい。もちろんイーバカンスのように解除したにも関わらず送りつけてくるのは論外。ユーザー軽視にもほどがある。

また同時に、メールの分類がしやすいようなダイレクトメールにして頂きたい。それだけでそのショップに対する印象が良くなる場合もある(大量にダイレクトメールやSPAMを受け取っているユーザーには好印象だろうし、少なくとも私はそうだ)。

一般のWebビジネス本などを見ると、よく「メールマガジンを定期的に出すことで顧客囲い込みができて収益力がアップする」などと書かれているが、その出し方やインターネット上でのマナー(上記のサブジェクトやFromの設定など) を誤ると、逆に顧客離れを誘うこともある。くれぐれも各ショップさんは気をつけてメールマガジンの発行を行った方がいいだろう。

■ 最終更新  16:00

スポンサードリンク
GUILZ.ORG

Share
Published by
GUILZ.ORG
スポンサードリンク