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パラノイア的メール保存法 – 前編


photo credit: flossyflotsam

パラノイアとは、偏執狂とか執着し過ぎな人っていう意味らしいですが、それはまさしく It’s ME ! 逸見正隆でーす! ……などというネタを覚えている人がどれくらいいるのだろう……。好きだったんだよなー、逸見さん……。

さて、Intelすらも自身をパラノイア的経営だと言ってるくらいで、いい意味じゃないんだろうけど、人に迷惑かけなければそれでもいいんじゃないかなと自己正当化を図りつつ。今回はそんなパラノイアがやっているメール保存法の話を少し。

突然ですが、メールってどこに保存してますか?

一般的にはPCの中とか、携帯メールだから携帯の中とか、最近はクラウドで全部サーバーの中だよ、って方もおられそうですね。

はい、自分も今年ついにクラウド(Google Apps環境下のGmail) へメール環境を全面的に移行することにして、ローカルのメールをコピーしたり、使い方を変えようといろいろやってきた訳なのですが。その矢先に起こったのが下記のトラブルでした。

Gmailで一部ユーザーのメールが消失する障害、全ユーザーの0.08%に影響
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110228_430125.html

仮にこのようなトラブルに当たる可能性は万に一つだとしても、いざというときに自分のメールが全く見られなくなってしまうのは非常にリスキーだなと思い至ったわけで。

もちろん、そのようなリスクは以前から言われていたことではあるんですが、Googleほどの大企業であれば、そうそう大きいトラブルは起こらないだろうと過信していた部分があったことは事実(前職でも、会社のメールシステムはGoogle Apps for Businessに全面刷新しようかと考えていたくらいだし)。

 

でも、クラウド化はやりたい……

既にメールの移行も進めていましたし、全面クラウド化を止めるのもなんか嫌だ。かといって今までと同様に、メールは自宅で主に管理していては、外出先で古いメールを見たくなったときに困るし、そもそもメールが分散して統制が取れなくなる。さらにはHDDクラッシュなんかした日には最悪だ。少なくともGmailなら、メールデータは最低3カ所に分散して保存されてるって、以前に中の人から直接聞いたし……。

そこでひらめいた。

Googleだけなら、確かにトラブルが起こる可能性もある。しかしそれが、他のメールサービス全てで同時に起こる可能性は、限りなくゼロに近いのではないか。

……ということで、前置きが長くなりましたが、私のメール保存法について、ここから解説していきたいと思います。

 

結論を先に言うと、単純にメール転送をするだけです

なので、既にそんなことくらいやってるよ、という方が多いかもしれません。ただ、もし違う点があるとしたら、

  • とにかく無料で
  • 比較的手間がかからず
  • ずっと回していける

ことを目標としてやってみました。

まず、以下のようにメールアドレスを作りました。

 

1. まずは、Google Apps でメインのメールアドレスを作る

これは別にGmailでも良いとは思いますが、一応ちょっとした理由でGoogle Appsを使います。

Google Appsをメインアドレスにする理由は(言うまでもないかもですが)、

  • フィルタによって、多数のメール転送設定を行える(できない無料サービスが割と多い)
  • POP、IMAPからメール移行が可能
  • 独自ドメインでメールアドレスを作れるので、Gmailより迷惑メールが届きづらい

といった感じですね。

ちょっとした理由の一つなのですが、Google Appsで独自ドメインを使うことで、辞書攻撃で届くGmailへの迷惑メールが届かない、というのはメリットだと思います。(もちろんいろんな所に開示すれば意味ないのですが)

ともかく高機能で、これ以降複数のメール転送を行わせるためにGoogle Appsはメインとなります。

 

2. 転送先として Microsoft Hotmail アカウントを作る

メールの転送先として、Microsoft Hotmailでメールアカウントを作ります。Hotmailを選ぶ理由は、

  • Microsoftなので、クラウドやデータ管理の技術にも長けているだろう
  • Microsoftなので、そうそう簡単にサービス停止することもないだろう
  • 無料で容量無制限(5GBから徐々に増える)

という感じです。

最初に書いた通り、無料で楽にずっと回していくためには、メール転送先が重要です。すぐにサービス停止をするようなところでは、頻繁に転送設定を変える必要があって面倒ですし、容量が少ないと、利用頻度によってはすぐにメールボックスがパンクして、これも手間がかかります。

その点、Hotmailなら上記の問題をクリアし、楽に回していけるでしょう。

 

3. 転送先として Yahoo! Mail アカウントを作る

ここからがパラノイアたるゆえん、2つめの転送先として、Yahoo! Mailアカウントを作ります。ただし、日本のではなく、アメリカのYahoo! Mailです。

アメリカのYahoo! Mailを作る理由としては、

  • 日本と違ってメール容量が無制限だから

に尽きます。

もちろん信頼性という点でも、Microsoft同様にYahoo!がそう簡単にサービスを停止したりする可能性も低く(買収騒動とかで不安な面もありますが)、サービスのクオリティも問題ないだろう、と思われるからです。

 

4. 転送先として Gmail アカウントを作る

メインアドレスでGoogle Apps使って、さらに転送先でGmailかよ! とか言われそうですが、一応理由はありまして、

  • 同じGmailなので、万一Google Appsが使えないときにでも使いやすい
  • Google Appsとは管理が別の可能性があるので、Google Appsが落ちてもGmailは生き残ることもありそう(推測)
  • Google Appsの独自ドメインを捨てたくなっても、使い勝手がそのままなので困らない

という感じです。

まあ、こちらは蛇足かなーと、自分でもちょっと思います……。

 

5. BCC用として Google Apps でメールアドレスを作る

Gmailは自分が送信したメールの転送はできないので、Google AppsでBCC転送用にメールアドレスを作ります。Gmailで作っても構いませんが、迷惑メールが少なかったりとかメリットがあるので、私はGoogle Appsで作りました。

これはBCCを複数に設定することでも代用できるため、無理に作る必要はありません(次回ご紹介する、Chrome用スクリプトやFirefox用スクリプトを使う、ブックマークレットを常に使うなどすれば)。

ただ、私の場合は、出先などで使った場合、複数のBCCを設定し忘れそうな気がするので、あえてBCC受信専用でひとつ作成しました。シングルポイントになるため、本来ならこうするよりも複数にBCCを送信した方がいいとは思います。

ただ、これ以前に送信した分をIMAPで簡単にコピーでき、かつそのデータをPOPフェッチでHotmail等に移行できるため、これはこれで便利です。

 

前編のまとめ

前編では、準備のためにこれだけのメールアドレスを作成したことになります。

  • メイン Google Appsメールアドレス
  • 転送受信用 Hotmailメールアドレス
  • 転送受信用 Yahoo! Mail(アメリカ) メールアドレス
  • 転送受信用 Gmailメールアドレス
  • BCC受信用 Google Appsメールアドレス

次回、中編 では各メールアドレスをどのように設定しているのかについて、詳しく説明していきたいと思います。

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