個人向けの提供を待ちきれず、知人がやっている会社でIndustriaを申し込んでもらい、試してみた。
早速使用してみたところ、もともとのXenを動かしているサーバーの時計が狂っているのか、18時間ぐらい前の時刻になっている。
Xenはホストとの間で自動時刻調整されるため、普通に時刻合わせをしてもダメなので、以下のようにした。
/etc/sysctl.conf に以下の行を追加して再起動する。
xen.independent_wallclock = 1
その場で変更したい場合は、rootになって以下のコマンドを打ってやる。
echo 1 > /proc/sys/xen/independent_wallclock
そのあとで
/usr/sbin/ntpdate ntp1.jst.mfeed.ad.jp
とすれば、正しい時刻が反映された。
ただ、再起動するとホストOS側の時刻に再設定されてしまうので、/etc/rc.d/rc.local あたりに、
/usr/sbin/ntpdate ntp1.jst.mfeed.ad.jp
と追加で書いた。これで再起動しても、常に時刻は正しく設定されるようになった。
余談だが、Industriaのデフォルトではntpが入っていないので、
yum install ntp
として、事前にインストールする必要がある。XenのホストOSと時刻が同期するから不要という事かもしれないが(さくらのVPS にはデフォルトで入っている)、ホストOSの時計が狂っていたのでは意味がないので、ホストOS側の時刻は正確に保っていただければと思う。