GUiLZ Project Personal & Experimental Blog

■ [その他] 今日の俺

で、友人が帰宅後、引き続き日記を書いているわけですが。何か前にも書いた気がするけど、これって日記じゃないよな…。ということで、とりあえず日記らしきものもひとつ。

今日は中国地方で地震がありました。四国各地にも多少揺れがあった模様。自分のところも多少は揺れました。それはいいのですが、PCがHDDにアクセスしてる時を狙ったかのように揺れるのはやめてください。まあ実害は出てないからいいけどさ…。天災までこうネタのようにやってくるのはやめて欲しいものです。

で、下記のメモが長くなったので、今日の更新はこれまで(^^;)。

■ [ネット] 「P2P技術を使った合法的なコンテンツ流通・その課金システムについての考察」 ネタのメモ

考えれば考えるほどネタなどは出てはきますが、まとめようとすると結局結論は「所詮は俺が考えてるだけの机上の空論。金と権利を持っている奴が動かない限り実現は難しい」なんて結論にしかならない上、毎度毎度長ったらしい文章になる予感がするため、今のところ書きためているネタを少し読みやすくして載せておくことにします。

考察のまとめはまたの機会にやりたいと思いますが、結論は上の通りですし、メモだけの方が読みやすくていいかも知れませんので(^^;)、とりあえず未完成ですが公開しておきます。ジャンル分けもしていない本当のメモですが、まあ自分の備忘録も兼ねて(^^;)。

<ネタ>

巷の100円ショップで100円ソフト(の権利。シリアルなど。ペラ紙1枚だけなどにしておけば、流通・製造コストも下がるだろう) を買う。その後P2Pで対象ソフトをダウンロード。購入コードを入れれば使用可能。この作業自体はまあシェアウェアと同じ感じか。

<メリット>

  1. 流通コストの低下(ソフトの流通はP2Pに流通を任せるため)
  2. サーバーコストの低下(同上)
  3. 100円で買える気楽さによる販売量の増加がある(かも)
  4. PCショップなどではなく巷の100円ショップで販売するため、今までPCソフトなどを積極的に買わなかったユーザーへの訴求効果もある(かも)

<デメリット>

  1. ソフトが途中でクラックされる恐れがある(暗号化で防げるか?)
  2. どちらにしろ外に出て店舗に出向くという手間がかかる
  3. ユーザー自身はただのクライアントとして流通を肩代わりするだけなので、その労力を馬鹿らしいと思われるかも
  • 違法なコンテンツを流されなくするためのネタ

<ネタ>

新たなP2Pツールを制作し、そのソフトでは特殊な著作権保護コード(または類似のもの) が入っているアーカイブしか流通できなくする。解除キーは別途(様々な方法で) 対価を支払い後支給してもらう。具体的なシステム案は下記の通り。

  1. デジタル認証局を作り、そこに申請すれば一つのコンテンツに対するキーを発行してくれる。発行の手数料を取るのもよし(認証局を維持するために)。その際に認証局でも、多少のコンテンツチェックは行う(他の作品のコピーではないか、など)。また、発行されるキーには個人を特定できる情報を含ませておく(この場合、個人とは特定のIDなどとする。そのキーから実際のプライバシー情報を読み取れるのは好ましくない)。これにより、不法なコピーを万一流せば、その個人は特定され、罰される。
  2. で、P2Pツールは上記認証済みのキーを含んだデータしか流せないようにしておく。ダウンロードは自由。一番始めにデータを流す人間になれないというのが重要。これにより、不法データは流れなくなる。(上記とのセットで)
  3. そのデータを使うためには、その認証局(辺り) で付加する暗号化を解く必要がある。その解除キー代金支払いは、事前プール(プリペイド式)、クレジットカードなどを用いる。もっと新しい方式があるならそれでも可。で、そのコンテンツ利用料(解除キー配布) の回収も、認証局(辺り) で行い、その売り上げごとに制作者に分配。

<メリット>

  1. そのソフト上では、健全なファイル流通がされていることを保証できる。ソフト制作者やサービス提供会社(そのP2Pが中央サーバー型とすれば) が逮捕されたり訴訟に巻き込まれる心配がない
  2. 参加企業を集めやすいかも。多く集まって事実上の標準となれば、コンテンツ価格の低廉化やコンテンツ数の増加が見込める
  3. サーバー維持費・パッケージ制作などのコスト低下

<デメリット>

  1. ユーザーが集まるかどうかが未知数。ユーザー自身はただのクライアントとして流通を肩代わりするだけなので、その労力を馬鹿らしいと思われるかも。ユーザーも登録などすることによってコンテンツを流せるようにできればいいが、無料で登録は他のコンテンツ提供会社との兼ね合いで無理かも。コンテンツを流せる最大数制限などで対処できるかもしれない
  2. 他のP2Pソフトが著作権保護コードに対応しておらず、かつそちらの方が使いやすい場合、そちらに流れるユーザーも出てくるかも
  3. 著作権保護コードをクラックされる恐れがある(下記注釈も参照)

(注釈)

著作権保護コードのクラック耐性、解除キーをばらまかれることに対する耐性、といった問題だが、これには2段階の暗号化を用いればどうか。クラック耐性については、データ自体がwinnyのキャッシュのように一見何なのか分からないものにしておく(暗号自体は相当強くするなどして)。もちろん解除キーは各コンテンツごとに個別生成。で、更にそれを解除すれば、コンテンツを圧縮したものとかが出てくるとして、それをさらに使うためには別の解除キーファイル(購入者の個人情報入り。個人情報とはこの場合IDなどで、氏名などの直接的なデータではない) をインストールする必要がある、と。もちろんこれらの作業はワンクリックで簡単に操作できるようにする。でないとユーザー層が広がらないため。しかしこの方式にすると、著作権保護コード+各コンテンツごとの利用コードとなるため、動画などには使用できない可能性もある。

  • 課金システムと利益の分配のネタ

このシステムは、中央サーバーを持つ、ハイブリッド型システムをベースとして考える

1. ユーザーは、まずお金でポイントのようなものを買う(プリペイド)

2. コンテンツメーカーは、各コンテンツにポイントいくらというように、価格付けをする

3. ダウンロードされた回数に応じて(この辺りのトレースは、NetLeaderのような技術で追跡)、コンテンツメーカーに利益配分

ここまでは良くあるアイデア(つか自分も考えてるけど) だけど、追加がある。このシステムだけでは、実際にコンテンツ流通を一部負担している一般ユーザーにとって、メリットがない。実際自分のアイデアでも、そのユーザー離れの可能性をデメリットと考えている。で、追加ってのは

4. 中央サーバーは、データコンテンツを多く他社に流通させたユーザーに対し、感謝としてポイントを割り振る。このポイントは1のポイントと同一なので、多くデータを流通させればさせるほど、ユーザーに対してもメリットとなる

ここ。コンテンツ流通に貢献すれば、その貢献に対して適切にポイントバックがあること。これでユーザー離れはある程度回避できるのではないか。そのポイントを出す金はどこからというと、中央サーバーを管理する企業が集めた収益の中から出す。このシステムが普及すれば各企業共に相当なコスト削減が期待できる(ダウンロード販売をしている企業ならそのサーバー維持費用が、パッケージ販売がメインの企業ならその流通コストが) ため、このP2Pシステムを管理する企業は、大きな利権を得ることができる(まあこのシステムが普及すればだけど)。ならばユーザーに多少還元しても問題ないだろう。

あと、ポイントというのが重要。ポイントは「実際の金」ではない。発行しても直接的な損害は出ないはず(最終的にはコンテンツメーカーにポイント配分=換金でコスト発生するのだが)。ただ、ポイントを与えた時点では会社の資金は減らない、つまりそのポイントを使われるまでは実損が出ない。また、ポイントと現金の換金率(ユーザーも換金できるようにしてもいい) を調整しておけば、ポイントを発行しても大して損が出なくなるだろう。

  • 他に考えられているP2Pへの課金方法
  1. 定額料金としてISPの利用料に盛り込む(P2P利用ユーザーを間違いなく特定でき、そのユーザーにのみ課金される体制を作れば現状いちばん実現が近いかも。定額で何でもダウンロードするのが合法となれば、ユーザーにとってのメリットは計り知れない。しかし自分が見た範囲では音楽ファイルのみにしか触れられていないようだ。アプリやゲームもP2Pで多く流通していると思われるが、その問題に対する答えはどうするのか。また集めたお金の分配方法などについても不透明の上、パイが広がらなければたいした額は回収できないだろう)
  2. 47氏が提唱された証券方式(コンテンツ産業全体の発展・成長まで視野に入れた、うまく大きい流れとなればメリットも大きいであろうと考えられる方式。しかしその規模の大きさと複雑な流れのため、実現までには啓蒙・認知などの活動を含め、相当な労力がかかると思われる)

■ 最終更新  13:18

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