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■ [その他] 今日の俺

今日、映画「60セカンド」を放送してたんで、何気なく見てたんです。見てなかった映画なので面白く見られたのですが、一点だけ気になるところがありまして。(以下ネタバレを含みますので、見たくない方は読み飛ばしてください)

それは終盤。ニコラス・慶次(たーりらりらー♪) ケイジ演じる車泥棒の主人公が、敵のアジトでボスから逃げ回っていたとき。ケイジを追う慶次(うわらばば!) 刑事が敵のボスとはちあわせ。あわや殺されるといったところで慶次(あひぇ?) ケイジが横からシャイニング・ニー! リング外にふっ飛ばしましたぁーっ!! 見事な飛び蹴りをお見舞いします。哀れボスははるか階下へとまっさかさま、そして見つめあうケイジと刑事。

…と、長い前フリでしたが、問題はそこでの刑事のセリフ。

「俺は迷ってる…。おまえはこの街で車泥棒をして街を大混乱(この刑事が意地になってケイジを追っかけたせいで事故が多発したんだけどな) させた。だが、俺はその理由を知っている。弟のためだ。家族への愛は大切だ(CLANNADといい、最近家族愛ものによく当たるな、俺)。俺は、どうすればいい?(いや、それを犯人に聞くなよ)」

ケイジはそれに答えて「あんたが決めることだ」とクールに答えます。しばし考えた後で、刑事は

「……行け。あとのことは俺がどうにかする。ほら、俺の気が変わらないうちに、早く行けよ」

と、思いっきり50件、いや過去を含めれば相当数の車を盗んだであろう犯人へ逃亡を勧めます。しかも「あとのことは俺がどうにかする」って、犯人の証拠隠滅および事件のもみ消しまで行ってくれるという親切さ。いやあ、アメリカっていい国だね!! 僕もいつかアメリカに住んで、犯罪起こして追っかけられてカーチェイスの果てにピンチになった刑事を救い無罪放免されてみたいです!

こんな風に犯罪起こしても、ちょっと刑事に恩を売っておけば助かるっていう図式は、賄賂次第で刑罰が決まるアジア某国辺りの話を彷彿とさせたりしますが、そういえば日本でも似たような事件起こりましたねえ。取調室で取調べ中に現金渡そうとしたって事件ですが、こっちはその場で逮捕されましたけど、この映画の例からすると、アメリカでは無罪放免だったんでしょうに。残念でしたね、アメリカだったらよかったのにね。>賄賂渡そうとして捕まった人

……以上、本日の日記は映画の重箱の隅をつついてみました。慶次ネタにつきましては、作品中で使われていた奇声をもとに再構成しています。そして私の人生は、ケイジに突き落とされた時のボスの表情並みに悲惨である事を付記しておきます。……誰か助けて。

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