今回、twitter 経由でアドバイスをいただき、解決したお話の顛末でも一応。
DTI が運営している Serversman@VPS は、VPSのデータ領域に WebDAV を使ってアクセスしたり、iPhone のアプリからダイレクトに写真のアップロードができたり、その上安いといういい感じなサービスなのだが、突然サービスと、Serversman のコントロールパネル両方に繋がらなくなった。
数日したら直るかと放置していてもダメだったので、twitter 経由で DTI にメッセージを送ると、他のユーザーの方からアドバイスをいただけた。それによると、yum でソフトウェアアップデートを行うと、httpd.conf が置き換えられてしまい、その中の Script Alias がコメントアウトされてしまうのが原因とのこと。
yum でアップデートした記憶はないのに、変だなと思って調べると、コントロールパネルの BlueOnyx に自動アップデートが設定されていたようで、06月08日に自動アップデートがかかっていた模様。このせいで httpd.conf が置き換えられてしまったようだ。
早速 SSH でログインし、Script Alias だけ有効化したところ、今度は「CGIWrap Error: Server UserID Mismatch」と出てアクセスできない。どうやら、元々のファイルはいくつかの項目が書き換えられていた模様。
/etc/httpd/conf ディレクトリを調べると、httpd.conf.1 という、06月08日に作られたファイルが見つかったため、これがバックアップファイルだろうと考えて、手っ取り早く書き戻す。そうすると、無事 ServersMan に接続できるようになった。
ただ、BlueOnyx から設定したバーチャルホスト設定もクリアされていたため(06月08日以前にバーチャルホスト設定してたんだけどなあ・・・)、そちらを元の httpd.conf から復活させて終了。BlueOnyx だと、ちゃんと別ファイルにまとめてバーチャルホスト設定を保存してくれてたので、復活も至極簡単だった。
yum アップデートでも、設定ファイルは上書きされることもあるということを経験できたので、勉強にはなりました。(自分の経験だと、だいたい元ファイルはそのまま残されて、org みたいな名前で、デフォルトの設定ファイルが作られるってパターンが多かった気がしますが)
yum のようなツールは便利ですが、こういった落とし穴もあるのだなあと、今後はもっと注意したいと思います。だからといって、もう Slackware には戻れないので、多分 yum のようなアップデータを使い続けるのでしょうがw。
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