GMOクラウド VPSが新プラン変更で値上がりするので調べてみた

GMOクラウドVPS、値上げするってよ

本日、GMOクラウドから新プランリリースと称したメールが届いたので、メモリとかもっと増やした新プランのリリースかなーとwktkしつつメール開いたら、主に値上げという内容でした。うん、知ってた。だいたいこういう展開だろうなって、私、知ってたー！(いろいろオマージュ)

……ってネタはさておき、まだ公式のWebサイトには新プラン価格等は掲載されていませんが、新プランの内容と旧プラン(現時点の各プラン) の価格比較表を作ってみたので、とりあえず置いておきます。8月4日から新プランに切り替わるとのことなので、役に立つ期間は短そうですが。

新プランに切り替わるまでは現行価格のままで契約でき、かつ現行プランで契約した場合は、今後も現行プランの価格が適用されるとのことですので、VPSの契約を検討している方は、早めに契約した方がいいかもですね。

……一応、新プランだけのメリットもあるよ。……多分。

新旧プランの違い

新プランだけのメリットとしては、以下のポイントがあるとのことです。

1. メモリ1GBの新プラン追加。月額780円から
2. CentOS 7.1のOSテンプレートを追加
3. SLAが、現プランの99.95％から、99.99％に向上

……えーと、どれも現プランに追加って形で実現できるんじゃ……。SLAだけはハードウェアが絡む可能性もあるので分からないけど、VM基盤を複数管理なんて手間がかかることはやらないだろうし、そうなると同じベース基盤で運営するんだから、SLAアップも現行プランで可能だよね……？

……まあそんな疑問が色々浮かばなくもないけど、今のところは上記3点が主な違いっぽいです、はい。

スペックについては、仮想CPUコア数・メモリ・ディスクともに新規追加された1GBプランを除いて、数字上の変更はありませんでした。CPUについては、ハードウェア性能アップがなされた場合、現プランより高速になる可能性はあります。

新旧プランの価格比較表

金額は全て税抜きです。また、価格中の ( ) 内の金額は現行プランの価格となります。追加される1GBプランは比較対象がないため、ハイフンを入れています。

まとめとか

だいたい、月額として約300円～約900円程度の値上げとなるようです。上位プランほど値上げ幅が大きくなっているので、高性能なVPS環境が必要なのであれば、8月4日までに契約をした方がいいでしょう。

ボリュームゾーンとなる1GB・2GBのプランは、大手他社と比べても最安値クラスではありますが、GMOクラウドVPS は初期費用が比較的高いため、元を取るのに時間がかかります。2GBの現行プランの価格なら、他社と比べてもかなり安い部類なので、初期費用の元を早期に取れるのですが。

結論としては、1GBプランを契約するのでなければ(あとCentOS 7.1とかSLAアップが必須でなければ)、8月4日までに契約するのがいい感じかなと。自分も追加契約を検討してみます。

2015/07/16 追記

公式サイトにも、料金改定のお知らせ と題したページがアップされたようです。既存利用者に届いたメールでは「GMOクラウドVPS新プランリリースのお知らせ」という、いかにも新サービスの展開と誤認しそうな題名(中身はWebサイトの内容とほぼ同じ) だったから、それに倣って、このブログ記事の題名も新プラン変更で～ってタイトルにしたんですけどね……。