GUiLZ Project Personal & Experimental Blog

リバースプロキシ用途として、nginxよりデフォルト状態で高速と噂されている、h2o Webサーバー をCentOS 6.6環境にインストールしてみたので、導入方法をメモ。

導入にあたっては、Qiita様のインストール記事 を参考に、できる限りソースからインストールせず、yumだけで何とかならないかなーということでやってみたけれど、とりあえずうまく動いているようなので、参考になれば幸い。

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h2o インストール方法

色々インストールするパッケージを考えるのが面倒なので、参考ページ様のコメント にある通り、Development Tools をまとめて入れる。

# yum groupinstall "Development Tools"

 

cmake はソースからではなく、yumで2.8をインストールしても問題ない模様。

# yum install cmake

 

libyaml については、rpmforge レポジトリから導入できるので、事前にレポジトリを使えるようにして( 当サイトの参考記事はこちら )、インストール。

# yum --enablerepo=rpmforge install libyaml-devel

 

あとは参考サイト様の情報通り、gitからh2oを持ってきてコンパイル。

# cd /usr/local/src
# git clone https://github.com/kazuho/h2o.git
# cd h2o
# git submodule update --init --recursive
# cmake .
# make h2o

 

make install で、/usr/local 以下にインストールされる。

# make install

[  0%] Built target bundled-ssl
[100%] Built target h2o
Install the project...
-- Install configuration: ""
-- Installing: /usr/local/bin/h2o
-- Installing: /usr/local/share/h2o/fetch-ocsp-response
-- Installing: /usr/local/share/h2o/start_server

 

設定ファイルは、こちらのサイト様 の情報を参考に、テスト用ファイルを /usr/local/share/h2o 以下に作成してみた。

# vi /usr/local/share/h2o/h2o.conf

 

テスト用なので、内容はシンプルにこんな感じで。

listen: 80
hosts:
  default:
    paths:
      /:
        proxy.reverse.url: http://127.0.0.1:8080/
    access-log: /var/log/h2o-access.log

 

保存したら、コマンドラインから起動してブラウザなどからアクセスし、ちゃんとリバースプロキシとして動作していたらOK。

# /usr/local/bin/h2o -c /usr/local/share/h2o/h2o.conf &

 

あとがき

実際の運用時には起動・終了用のスクリプトとか、ちゃんと設定しないといけないけど、インストールまではかなり簡単でした。まだ導入したばかりなので色々テストしてみて、実際の運用に使うかどうか考えたいなーと思います。

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