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はてなダイアリー時代の過去記事
はてなダイアリー時代の過去記事
昨日も今日も、全然「今日の俺」の行動記録じゃないから、ちょっと変えてみる。で、昨日の毒に引き続き、今日も毒を吐くテスト。
最近つくづく思ったんだが、著作権ビジネスって世間に甘えてるよな。他の業種と比べてさ。少し前にニュースでも話題になったけど、古本屋に対して漫画家連盟だか軍団だかが「発売されたばかりの本を古本として販売するな」って抗議した事があったと思うんだけど。
アレを見て、確かに売上低迷とか販売機会の損失とか、分かる部分もあるんだよ。でもな、さんざん再販制度や定価販売の恩恵を受けて保護されてきた上に、まだそんな事を言いますかと。
ここで俺が勤務してたりする家電量販の世界の話をしよう。例えばPC。夏モデルが発売されて賑わっているコーナーだが、悲しいかな、春モデルを全て売り払えたわけじゃない。まだ何機種かは、売れ残りの春モデルが残っている状態だ。売れると思って仕入れた商品が売れずに残ってしまう、なんてことは小売業界じゃよくある話。珍しい話じゃない。そんな時、小売店はどうするか。当然価格を下げてでも売り払う。同じ価格で売ろうとしたって(新商品が出てるんだから) 売れないし、無駄に在庫してたってコストがかかるだけだから。赤字を出してでも売り切るしかない。
翻って本はどうか。値引きはしないから予定通りの収益は確保できるし、返本もできる(これは小売店側のメリットで、著作権ビジネスサイドのメリットではないが) から多く仕入れて売れなくても安心。恵まれてないか? 俺の視点は小売販売者視点だから、大局からすれば間違っているのかもしれない。でも正直、他の小売ビジネスに比べて著作権ビジネスは恵まれていると思う。(ゲーム業界はそういう制度で守られていないという点でまだ評価できるが、こっちはこっちで中古業界に噛み付いたり定価販売強要してたりしたのでアレだし)
その上で中古販売禁止ですか。これまた家電販売の話で恐縮だが、発売されたばかりのPCを中古として仕入れて販売したら、メーカーが金を要求するとか販売差し止めするとか聞いたことないんですが。情報は劣化しないから? PCは性能が落ちるじゃないか? 本だって読まれたら劣化しますよ。情報としての中身は劣化しないかもしれないが、俺は情報として本を買うわけじゃないし。本という器ごと情報を買ってるんですよ。もちろん中身の情報を買うという概念が著作権法における本というものなんだろうけど、本という器も同時に買ってるわけで。例えばその器である本のページが破れていたり汚れていたりすれば、その得られるはずだった情報が劣化していると言えなくないか、と。
新本ならばそういう場合の救済策として乱丁・落丁の交換という手段がある。しかし中古にはそれがない(と俺は認識しているが、店によっては交換してくれるかもしれない)。同様に例えに出したPCの話でも、新品は1年間の保証がつく。中古では店独自の保証しかない。そういうリスクと引き換えにしてでも、安く商品を手に入れたいという思いがある。それだけの話なのに、色々と噛み付いてくるからムカつくんだよな。
そんなに著作物を作っている人間は偉いのか。PCだってノートPCなんかは、ある種エンジニアたちの技術の粋を集めた著作物だよ。もちろん創作者たるアーティストは尊敬しているし、自分もそれを目指す(今でも一応) 人間だから、それを蔑ろにするつもりはない。でもなあ、こう著作権者(というよりはそれに寄生している業者なんだろうが) が権利ばっかり主張するって図式はどこか病んでる気がしてならない。権利には必ず義務が伴う。じゃあ著作権者が声高に主張する権利に対して、義務は果たされてるのか。良質なコンテンツを生み出す、そしてそれを適切に流通させるという義務は。どうもその義務が果たされてないように感じるから、俺はムカついているのかもしれない。
結局のところ、ここまで書いた内容は俺の主観に基づく話で、別の人間からすれば全くもってどうでもいい事なのだろう。ではなんでこんな事を書いたかといえば、今日は今日で上記の通り著作権ビジネスみたいな特権もなく、赤字を出してまで必死でPCを売ってる小売店の、その販売したPCのリカバリが大量に俺の仕事として舞い込み、サービス残業を1時間強いられたからに他ならない。すなわち全くの私怨であり、これを書きたいがためにここまで壮大な話をでっち上げただけだったのだ。なので上記の例えや論理に多少の無理があっても気にしてはならない。これは著作権ビジネスを批判している風に見せかけた、ただの仕事の愚痴なのだから。
以上、毒を吐くフリをして愚痴を書いただけの「今日の俺」でした。
久しぶりにCaVEのCDを引っ張り出して聞いているくりゅえるです。ちなみに洋楽でなく、日本のユニット(なのかな) で、黒夢のヴォーカリストだった清春がプロデュースしてメジャーデビューしたユニットだったはず。(詳しく調べたわけではないので間違ってるかも)
個人的に気に入っている曲は「女神」「終わりの見える場所」「花びら」「ウェンディ」「楽園」「ANTI KNOCK」……って、持ってる3枚のシングル全曲じゃねーか、俺。アルバム買い忘れたままだったなあ…買わなきゃ。ちなみに シングル曲 と アルバム曲 の紹介ページから視聴ができ、シングル曲のほうはダウンロード購入もできるようです。
とはいえレーベルゲート使ったバカ高いサービスなんで、レンタルして聴いたほうがマシだけどな。レンタルしてコピーするのは違法だけど、そう思っている一般人ってどれくらいいるんだろうね。半ば音楽業界も認めてるんだろ? CDのレンタル業を許可して、CD-RメディアやMDに私的録音補償金上乗せして利益得ているんだからさ。パチンコの換金方法と同程度の暗黙の了解事項だろ? 分かってるって。
余談だが俺の家の近所のレンタルショップなんて連日盛況なんだけど、これが現実を表してるんじゃないの? リーズナブルな価格で手軽に買える(そして様々な形態で利用できる) 良質のコンテンツがあれば、ユーザーは喜んで買うんだよ(じゃあネット販売がなぜ失敗してるかって? 値段が高い、使い勝手が悪い、音質も圧縮してるんだからCDより劣る。逆に聞きたいけど、そんなものがどうやったら売れるんだい? 最近始まった某社のサービスも同様。あの値段であの使い勝手じゃ、ロハでもない限りは要らない)。それじゃ儲からないってんでCCCDみたいな役にも立たないクソプロテクトで音悪くするわ、値段は高止まりのままで輸入権なんてものを創設して自分たちの懐だけを満たそうってハラだから、ユーザーはブチギレてCD買わなくなってるんだよ。俺自身の話になるが、俺のCD所有枚数は100枚超えてるけど、その中にCCCDは一枚たりともない。俺はお前たちに尻尾を振る犬じゃないからな。そんな出来そこないのCDとも呼べない代物なんて要らない。
仮にP2Pをはじめとするネット上での違法音楽流通を全て撲滅できたとしても、それでCDが爆発的に売れるなんて思わないほうがいい。もうユーザーは音楽ビジネス業界を見下している。誰も彼もがあんたらの犬と思うな。音楽を作るクリエーターは尊敬する。でもそれに群がってるビジネスマンどもは軽蔑する。それが現状を憂うユーザーの認識だ。器が知れたお前たちは、せいぜい滅び行くCDというコンテンツ流通とともに死ぬがいいさ。誰も同情しない。誰も助けてはくれない。惨めに屍を晒して朽ち果てろ。その日が来るのを楽しみにしているよ。せいぜい残り少ない余生を楽しんでくれ。
CaVEというアーティストに興味をもたれた方は、ぜひ上記サイトで視聴及びダウンロード購入してみてくださいね。各ユーザーが積極的にコンテンツに料金を払うことによって、業界は活性化するものと私は信じていますから。多少コンテンツ料金が高いと思っても、レンタルなんかして違法コピーしちゃダメですよ。
違法コピーはダメだよ、カズちゃん ぜったい(「成恵の世界」の成恵風に)。
どこが雨なんだよ! と言いたくなるほどの晴天というか、むしろ夏並みの陽気に辟易した一日でしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。くりゅえるです。台風一過といいますが、どこへ過ぎ去ったのでしょうか。直撃の予定だったはずが大幅に逸れていったようですね。まるで東尾のシュートのように。……とか言ってると「あんた何歳だよ!」ってツッコミが来そうなのでこの辺にしておいて。
今日は今日でスラッシュドット様の投稿なんか読んでいるとですね、こんな記事がタレコまれてまして。
うん、僕は大人なので何も言わない。子供相手にムキになるのって大人気ないしね。でもひとつだけ例え話してもいいかな。
グリーンピースっていう地球環境保護団体ってあるよね。世界中で地球環境が汚染されていることに憤りを感じて、ボランティアで抗議行動やロビー活動している団体だ。その志は素晴らしいし、僕たちも見習うべきところが大いにあると思う。少なくとも僕は自然と人間との関係について、よく考えなきゃいけないと思うし、グリーンピースの行動はそんな事を人々に考えさせるために有益な存在だ。
しかし、グリーンピースはその志の高さからか、不法行為を犯すこともある。勝手に他人の工場に入って、その工場から排出されている排水を工場内に無理やり戻したり、ある時はまたそういう工場の煙突に登って、抗議の旗を振りかざしたりもする。結果、その志は素晴らしいものだとしても、そういう不法行為でもって自説の正当性を主張する行為は、周囲に不信感を抱かせることになるんじゃないだろうか。
まあこの話で言いたいことはさ、自らの正当性・正義を主張するのなら、自分自身の行動がその主張にふさわしいものかどうか、自省しないといけないってこと。どんなにいい事を言ってても、信用が無ければ誰もついてこないからね。
……以上、例え話終わり。どこをどう例えているのかはすぐわかると思いますが、一点注意。不法行為云々のくだりですが、ACCSが不法行為をしていると言いたいわけではないので、念のため。あと、もちろんこの文章はグリーンピースを貶めるために書いているものではないし、むしろ私個人としてはそういう過激な抗議行動も結構好きなので(笑)、悪の大企業にガンガン立ち向かって欲しいと思います。
結局、正当な方法ではどう足掻いても相手にならないから、そういう行動になるんでしょうけどね。そうせざるを得ない社会構造というものは、テロリズムの起こる土壌と通ずるものもありますな。あ、同じ (環境・宗教・著作権)原理主義でもACCSには当てはまらない話なんで、今回の例え話とは関係ないですけどね、この部分は。
また日記に間が空いてしまいましたが、17日の日記で難しい事書いたせいで知恵熱が出て寝込んでたんですよ。いやあ、バカな頭で変な事書くもんじゃないですね?。……ごめん、全部嘘。本当は「買い物行く > 商品品切れ > どこ行っても品切れ > いつまで経っても品切れ」という鬱コンボにはまってただけ。でも台風近づいて気圧が変わってきたせいか、体調悪いのは事実だけど。
そんな状況でも、明日は仕事なので頑張らなきゃいけないわけですが。まあ雨降りの金曜なんて客がそうそう来るはずもないから、楽だとは思うんですけどね。だけど、以前の日曜も大雨降ってたけど、客山盛りでおなかいっぱいだったしなあ。何が楽しくて大雨の中家電量販店なんかに来るんだか。アレですか、観光地やテーマパークなんかに行っても雨だと何もできないから、せめてもと思って家電量販店に観光に来るんでしょうか。それとも、雨が降ろうが槍が降ろうがどうしても欲しい商品でもあったんでしょうか。
僭越ですが、ここで家電量販店にお世話になっている私からのお願いです。
雨 の 日 く ら い 、 家 で お と な し く し て ろ 。
個人的備忘録と友人用にメモ。今週が18本で、来週は30本発売されるようです。昔からのゲーマーとしては、最近のソフト発売数は異常な気がずっとしていましたが、それだけ多くのソフトハウスが参入しているということなんでしょう。いずれ淘汰される気がしますけどね、こんな状況が続くようなら。いや、既に始まっているのかもしれませんが。
05/21
ということで、それなりに時間があいてしまったけれど、その2です。で、最近いろいろなサイトを見るに、Winny作者は逮捕されてしかるべきだった、という説が(主に法曹関係者の方々から) 出ているようです。権威に弱い私としては、今までの日記内容を全て消して無かったことにしてしまいたい気持ちになったりもしますが(笑)、主な論点に対してだけ、異論を挟んでおこうかと思うわけで。
そのいち。「2chのダウンロード板という、もっぱら違法行為に関する話題が中心の場所で、その利用者の意見を聞きながらWinnyは開発された。だから幇助する意図があった」という意見に対して。ただ単に、それまでP2Pソフト(WinMXなど) の利用経験が多いユーザーといえばダウンロード板に多かった、という現実があった。そして、そのようなヘビーユーザーの意見を聞きながら開発したほうが、ソフト自体のクオリティを向上させることができる、と作者は考えた。この辺りが真相なんじゃないかな、と思います。
どんなソフトを開発するにしても、そのユーザー像を考えること・ユーザー側からの適切なフィードバックがあることは必須です。それが最も得られやすかった場というのが、ダウンロード板だったという事ではないでしょうか。特にWinnyはfreenetのような匿名性を保ちながら、より高効率・安易な運用を可能にしようとした、全く新しいシステムでした。そのような既存に無いシステムを作り上げるには、P2P分野に詳しいユーザーの存在というのは必要不可欠だったわけで、それは(悲しいことですが) 違法行為を行うことの多かったWinMXユーザーだったのでしょう。
そのような背景を考えると、ダウンロード板で開発を行ったという事は積極的な選択ではなく消極的な選択であり、ダウンロード板で開発を行ったこと=著作権侵害幇助の意図があったとはいえないのではないでしょうか。とはいえ、違法行為を行うことの多かったWinMXユーザーの意見を聞こうと考えたのならば、そのユーザーの利用意図は著作権侵害行為にあると予期できた、という考え方もあるわけで、その辺りは裁判官の考え方次第になるでしょうが。
そのに。「意図的に匿名性を上げて検挙されにくいシステムを作り上げた。だから著作権侵害を幇助する意図があった」について。匿名性を上げること=著作権侵害を幇助したとは言い切れません。これは以前からのP2Pクライアントにあった、敷居の高さを下げるためのものと考えることができます。WinMXなどのP2Pクライアントは、接続している相手のIPアドレスを直接知ることができました。そのために、そのIPアドレスへと直接攻撃を仕掛けることも可能でした。事実、そのような問題が一部メディアなどでも議論されていた記憶があります。
そのような敷居の高さがあったP2P技術の敷居を下げ、簡単にIPアドレスを知られることなく、(気分的に) 安心して利用できるようにという意図が暗号化にあったと考えれは、暗号化が即著作権侵害の意図があったとは考えにくくなるでしょう。もちろん、実際にはnetstatを使えば現在繋がっている相手のIPアドレスを知ることはできましたが、無差別攻撃でない限り、実害は受けなかったと考えられます(WinMXで問題になった事例でも、IMの言葉遣いなどがきっかけで攻撃を受けていた、という事が多かったようですから)。また、キャッシュデータの暗号化はfreenetに倣っているものですから、freenetの開発意図と同様に捉えることができます。
以上、二点について個人的見解を示してみました。考えてみるに、Winny作者は当時のP2P界の現状を考慮した上で、取りうるべきベターな選択をしていったという風に思えます。ダウンロード板での公開・意見聴取といい、暗号化・匿名化の実装といい、ベストではないにしろ、現実取りうることの出来る最適解を求めていった結果が、Winnyの開発経緯に表れているのではないでしょうか。
最後になりましたが、改めて私の主義主張を書いて終わりにします。私にはWinnyの作者を擁護する気はありません。客観的に見て弁護できる点・疑問点などを明らかにしておきたいだけです。と同時に、私は権力者・公権力を信用していません。過大な権力を持った人間は必ず暴走します。過去・現在の例を持ち出すまでもなく、それは間違いないものと考えています。そのため、権力者・公権力の発表にはもっぱら(法的解釈からすると70パーセント程度という意味らしいですが) 真実が含まれているとは思えず、常に疑いの目で見ています。そのような人間のため、今回の報道・捜査全般(特にWinny関連サイト運営者までの家宅捜索) に関しては、納得できるものではありませんでした。それ故に、Winny作者を擁護するような文面となっているかもしれませんが、実際のところは擁護するつもりで書いているのではなく、できるかぎり客観性を持たせて書いているつもりです。
……まあ、有体に言うならへそ曲がりで反権力・反権威主義っていうだけなんですけどね(笑)。あと反ナンバーワン主義(ある分野でのシェアトップ企業が嫌い) っていうのもあったかな。って、どうでもいいですね、これは(笑)。
今まで、日記中にて散々自分のハンドルを「くりゅえる」と書いてきましたが、よくよくヘッダなんかを見ると「書いてるひと:くりぅえる」とか、主張コーナーでも「くりぅえるは?……」なんて書いてまして。
……自分のハンドルまでナチュラルに間違ってたよママン!! そんな健忘症が進みつつあるくりゅえる(間違いついでにこっちに統一&ヘッダなどをこっそり修正) ですが、人生はドドメ色です。どーぞ?
と、毎度ばかばかしく始まりますこの日記ですが、今日は久しぶりにホームページの紹介でもしてみようかと思います。廃人窟様のリンクから知ったのですが、姓名判断のページ、
です。で、結果。
総運 社会運 人生運 伏運 記事
○ ◎ ◎ ◎ ─
[総運の性格と運勢]
目立ちがりやで、新しい分野の仕事につきたがる。それだけに努力も人一倍なので成功する場合も多い。ただ、同業や部下の憎しみを受けないように要注意。
分析すると…。新しい物好きで目立ちたがりや。努力家で成功する可能性もある。しかし、同業者や部下には憎まれ寂しい人生を……。いやいや違う違う! むしろ総運が吉レベル以外はすべて大吉レベルと、決して不幸じゃない人生のはずですよ! 友人のA氏やB氏はそれはそれは悲惨な人生が待っているようですから、それに比べれば百倍マシな人生が約束されているはずです! ……あくまでこの姓名判断では、ですが。
しかし、私こういった占いでは、どんな占いでも(ゲーセンでの占いが多いんでアレですが) 最上級クラスの結果になることが多いんですよねえ(ちょっと自慢)。向いている仕事なんて部門では、アーティストや歌手やテレビ関係の仕事に向いてるよ、なんて事ばっかり言われたりして(かなり天狗)! ……で、翻って今の私の状況を見るに、半ば無職でパラサイトというこの有様はいったいどういうことなんでしょうか?
……この世界の占いなんてみんな嘘っぱちですよ。(かなり死にたい)
昨日の日記を更新しなかったからといって、本当に俺が逮捕されたなんて思うな! ネタはあくまでネタだぞ! ……と、微妙に長井秀和さんのネタをパクりつつ始まる恥=下記です。ボンソワール。
またWinny関係の話も色々出てきているようですが、とりあえず追っかけていろいろと書くのは面倒ですし(おい)、本来のこの日記は友人知人向けのお笑いネタ日記なわけで、真面目な話を書きたいわけじゃないんですよ(きっぱり)。いや、一応いろんな事に区切りがついてきたら書こうかなとは思ってますけど、くりゅえるという人間は基本が不真面目で怠け者、冷血漢で人でなし、他人に厳しく自分に甘く、笑う門には鬼畜あり!(え?) …といった人間なものですから、あまり期待せずお待ちください。
さて、今日はSONYのVAIO夏モデルが入ってきたわけですが。夏モデルからは展示キットなんかも一新し、黒と青の組み合わせというインパクトのあるカラーで、店内でも目を引きます。こういったカラーデザインにおけるかっこよさの主張は、さすがSONY。言っちゃ悪いですが、NEC・富士通の夏モデルは比較になりません(特にNECの夏モデルなんて、春モデルとほとんど何も変わってないし、外観。色がちょっと変わってたくらいかな)。
中身についてはまだ展示を触ったり、よくチェックしてないのでアレですが、今回はType Uのキーボードレスが注目されているみたいですね。私的な意見ですけど、個人的には富士通のPCよりもSONY製PCを気に入っています。
理由ですか? リカバリ作業が楽だからですよ、SONYのほうが!! 今日も富士通PCのリカバリやってたんですけど(最近出勤するたびにリカバリやってるような気が)、CD(DVDだったかも) からのリカバリなんで、もう時間がかかって仕方ないんですよ。しかもですね、そのCD枚数が多いこと多いこと。無駄に使いもしないアプリケーションが多いんだよな。何で年賀状作成ソフトが3本も入ってるんだよ。しかもソフト数が多い割にはアンチウイルスやファイアーウォールは入ってないという片手落ちなプリインストールだし 豊富なプリインストールソフトがあるためか、リカバリディスク兼アプリディスク1、アプリディスク2、アプリディスク3、富士通サービスアシスタンス、プロアトラス、MS Office(と追加データ集) と、7枚のメディアをとっかえひっかえしてやらないといけないんですよ。
しかもね、インストール方法や細かい設定もしてやらないといけない部分があったり、挙句には自動でリカバリできなくて、あとから手動で入れてやらないとダメなソフトもあったりなんかして、面倒くささここに極まれり! という感じでありまして。富士通PCのリカバリを頼まれでもしたら、一気に憂鬱になれること請け合いです。反面SONYはといいますと、HDD内にリカバリデータを保存している領域があって、そこから復旧しますから速度は圧倒的に速く、もちろんディスク入れ替えやそれに付随するPC監視などの必要もありません。リカバリが始まったら、あとはほとんど(一部Windowsのセッティング部分で入力作業などはありますが、これは富士通も同様) 放置していられます。この差は大きい。また、Windowsからリカバリツールを起動して指示に従うだけですから、操作も簡単です(富士通の場合は、一度再起動して起動メニューを設定しなければならず、初心者にはやや抵抗があるかもしれない)。
もちろんSONYタイプのリカバリにも問題はあります。HDDのリカバリデータ用領域が損傷を受ければ、リカバリ自体が不可能になる可能性があります。また、普段は使いもしないリカバリ用データのために、HDDのデータ保存に使える領域が減ることになります(とはいえ最近のHDD容量からすれば、問題ない程度の容量ですけどね)。それでも、Windowsから簡単にリカバリができ、その動作も速いSONYタイプのリカバリのほうが優れていると思いますね。リカバリをしょっちゅうやらされている自分にとっては。
……あ、NECですか? えーと、最近はあまりやってないんで細かいところまでは憶えてませんが、確かCDからリカバリするタイプで、速度は富士通よりは速かった記憶があります。まあ、無駄な ソフトの数からすれば当然ですけどね(笑)。
Winny関係の話。今日報道されたニュースなんですが、Winny Tips というWinnyに関する使い方などを集めて公開していたページの作者宅にも、作者逮捕の日と同日に家宅捜索が入っていたそうです。(参考ページ)
私的感想。相変わらず個人いじめが好きですね、警察は。こういうホームページ運営者より先に、あの出版社とかその出版社を家宅捜索するほうが先だと思うんですが。影響力で言えば、間違いなくホームページより本の方が影響力ありますよ(理由:ホームページ作者という個人への信頼より、本・ひいては出版社への信頼度の方が一般に高い)。
多大な税金を納めている企業は優遇して、とりたててバックボーンのない個人を狙ったほうが捕まえやすいし抵抗もしない。逮捕してからも金を企業ほど持ってないので、有能な弁護士を大金で持ってこられる可能性が低い。よって有罪にしやすい・または面倒を避けるために略式裁判で納得してくれる可能性が高い。こんな理由で個人を狙ったんでしょうかね。
まあどちらにしろ、たかだか紹介記事を書いたりソフトの使い方を説明したりしただけで、個人の人権を制限できる時代になったんですね。(公権力を行使できる人にとっては)いい世の中ですねえ。とはいえ、Slashdot 様のトピックス によると、Winny本体を置いていたそうですから、そのせいでとばっちりを食った、と言えるのかもしれません。
それでも、出版社より先に個人運営のページが狙われたっていう点に、警察のいやらしさを感じて胸クソ悪いですが。個人運営の無料(だったんでしょう。警察が目をつけたという事は) で情報公開しているページより、金を取って情報を売っている出版社のほうが悪どいと思いますけどね。まあ地獄の沙汰も金次第という事で、出版社は安泰なんでしょうな。
と、本題とずれた話に終始してますが、最後に今日の話題でも。えー、今日は毎月恒例のWindows Updateの日でした。しかしながら私が使ってるWindows 2000に対するパッチは無かったので、とりあえずその内容について書くのはお休みします。まあ後から出て来ないとも限らないので、今のところは、ですけど。
個人的備忘録と友人用にメモ。月末に備えての静けさでしょうか。
05/14
カラオケ。そう、過去 採点機能に完全敗北を喫した、カラオケ。今まで経験したことのない屈辱を味わったあの日。自分自身の人生まで否定されたあの日(注:くりゅえるは過去のトラウマと混同しているようです)。
味わった屈辱は必ず返す、それが俺の流儀。ということで、本日満を持して行って来ましたよ。過去の自分を超えるために。新たな未来を掴む為に。俺自身の全てを賭けて、その戦場(カラオケ) へと……。
……なんて大袈裟にネタにしましたが(笑)、GW中はずっと仕事でストレスも溜まってましたし、息抜きになればということでカラオケに行っただけなんですけどね。とはいえ、もちろん以前味わった敗北感を忘れたわけではありません。今日こそは採点モード中に打ち切られることなく、最後まで歌いきってやると意気込んで突撃です。
まずは小手調べということで、あまり自信のない曲で採点モードの厳しさを再度チェックすることにします。選んだ曲は「奇跡の薔薇(はな) @イニシャルD ED曲」。前回の反省から、今回は男性ボーカル曲でのチャレンジです。
………。
あと数コーラスのところで打ち切られました。しかしこれは採点レベルが以前と同じく厳しいものかどうかをチェックするための曲でしたから、予想通りです。細かい部分のメロディを覚えていない曲では、問題外というのが良く分かりました。採点レベルは以前のままのようです。
ここからが本番。最近は歌っていなかったものの、過去に歌いこんだ曲のひとつ「背徳の瞳 @V2(YOSHIKIと小室哲也のユニット)」でアタックします。ブランクがあるとはいえ、細かいメロディラインも問題はないはず。いくぜ! 100万台!!
………。
撃 沈。
そんな、バカな……。[コマンド入力:↑ ↑ ↓ ↓ ← → ↑ ↓] …なっ、なぜラクライが落ちんのだ…。ラクライのケイがやぶられたとでもいうのか……
メロディラインは問題ないぞ。音も外してないし、本物に近づけるべく小室哲也の声マネまでしたのに! ……あ、それが問題なのか。
ということで、声色を変えてモノマネをしてはダメ(当然だ) というデータを得ました。敵を知り、己を知れば、という事で、これでもうオールオッケーです!(本当かよ…)
続けていくぜ! と、選んだ曲は「コンドルは飛んで行く」……。あ、これは友人がその直前に入れた曲だった(マジで)。正しくは「A STORY @hide」。この曲は歌う部分が1分足らずという、こういうチャレンジに使うには最適な曲。ただし、この曲まで打ち切られたら、俺の自信は粉々に打ち砕かれ、二度と立ち上がれなくなるという諸刃の剣。素人にはお勧め出来ない。…しかし引くわけにはいかない。この戦いには俺の全てが懸かってるんだ!(懸かってません) くらえ! ショッカー!!
………
(カメラに向かって走り寄ってくる人。手には白い紙を誇らしげに抱えている。そして今、それをカメラの前に大きく広げた。それにはこう書いてあった)
勝 訴
やったよママン!! 俺、無罪だよ!! 完走できたよ!! 幾度となく味わってきた敗北も、全ては今日この時のためにあったんだね! と、思わず法廷闘争を思い出したりもしましたが、何とか完走です。しかしこの曲を完走しただけでは、はっきり言ってただの自己満足です(そもそもこのチャレンジ自体が自己満足以外のなにものでもないが)。ということで、続けて「ROCKET DIVE @hide」で完走できるか挑戦することに。
………。
(彼女をスカイダイビングに誘った男。しかし飛行機は本来のダイビングポイントからどんどんと外れていく。彼女がいぶかしみながら彼に尋ねる。「どこへ行くの」と。男は答える。「ほら、もう着いたよ。さあ、下を見てごらん」と。彼女がその飛行機から下をのぞくと、そこにはこんなメッセージが、車を複数台並べる事で記されていた)
愛 し て る 。 結 婚 し よ う
……間違いました。
(砂漠のど真ん中。道に迷いさまよう旅人が一人歩いていた。そこになぜか不釣合いな自動販売機がぽつんと置いてある。男は喜び勇んで、小銭を入れてボタンを押す。しかし出てきたのは飲み物でなく、一枚の紙だった。そしてそこにはこう書かれていた)
勝 訴
……いや、意味わかんないし。
まあアレだ、俺が言いたいのは、だ。「ROCKET DIVE @hide」でも完走したぞ、と。そう言いたいわけなんだよ、ワトスン君。前々から言われているように、スタッカートを効かせた曲のほうが、こういう採点機能と相性がいいということでしょうか。
そんなこんなで、ようやく今日、前回の敗北を乗り越え一人前の男になれました 雪辱を果たしました。ひとつ人間として、大きく成長できるきっかけになったと思います。明日からも素晴らしい日が続きますように……。
………。
その後。
ハローワークへ行って、仕事の無さと自分の未来に暗澹たる気持ちになったのは言うまでもありません。カラオケにチャレンジするより、仕事やそのための勉強にチャレンジする方が先決だと思いました。まる。
遅くまで友人と遊んでたんで更新遅れましたが、なんかReferer見ていると、Winny作者の逮捕って検索ワードで多数の方にご訪問いただいているみたいなので、ちょっとその件について触れておこうかと。
えー、皆さん既にご存知のとおり、本日Winnyの作者とされる方が逮捕されました。私自身は10時過ぎのニュースでその事を知りましたが、7時ごろのニュースで第一報は流れたようですね。この件については情報がいまだ出揃っていないこともあり、また報道内容についても一貫性がない(10時ごろに見たニュースでは、容疑者が著作権侵害目的を持ってWinnyを作った、と容疑を認めたように報道していたが、22時過ぎのニュースではその辺りが曖昧に報道されていた) ため、この件についてはある程度情報が出揃ってから、後日何らかの形で書こうと思います。
とりあえず言える事は(あくまで現時点での情報からの考えですが)、私は今回の逮捕については警察の行き過ぎだと思っています。それは特にWinnyというソフトウェア・及び作者だけを擁護しようとする意図からではなく、ソフトウェアという存在そのものの性質は常に中立であり、それによって起こりうる結果は全て利用者の責任によるものと考えるからです。
今回警察は「Winnyというソフトウェアは著作権侵害のために製作されたソフトウェアであり、その作者は罪に問われる」というスタンスで作者を逮捕しています。本当にそのような目的でしか使えないソフトウェアならば(例えば、破壊活動しかしないウイルスを作った人間は逮捕されても仕方ないでしょう。そのソフトウェアは破壊活動しかしないのですから)、百歩譲ってその主張に理解も示しましょう。しかしながら、このソフトウェアはP2Pでファイルを共有するというツールであり、結果的に著作権侵害ができてしまう欠陥があったソフトウェアとしても、その責を負うのは著作権侵害をした利用者のはずです。
しかし、今回警察は逮捕にまで踏み切りました。家宅捜索に関しても正直行き過ぎだと思いましたが、今回それをさらに越える所にまで手を伸ばしてきたわけです。言葉は悪くなりますが、これで逮捕されるようなら、どんなソフトウェアを作った人間でも逮捕できますよね。ポートスキャナーを作った人間は不正アクセスを引き起こす土壌を作ったから逮捕、セキュリティスキャナー、パケットキャプチャーツールはもちろんのこと、果てはtelnetクライアントも侵入を容易にするから、なんて理由をつけて逮捕でしょう。もっと飛躍させれば、Webブラウザーも他人の非公開情報を覗ける可能性がある(CGI脆弱性とかXSSで) から逮捕だし、WindowsのようにOS自身にWebブラウザーが組み込まれている場合は、マイクロソフトの代表者が逮捕されるんでしょうね。(それは嬉しい人もいるかもしれませんが(笑))
と、まあ後半の例えは極端だとしても、今回の逮捕にはそれくらいの意味が含まれているということです。とはいえ、警察の本音としては「Winnyを抹殺したい」というのが主な動機でしょうから、今回の作者逮捕でWinnyとそれを取り巻く現在の状況をどうにかしたい、という意図で為されたのではないかと推測しています(あと、警察のメンツですかね。彼らはメンツに関わることには熱心ですから)。ですから、他のツールを作っている方まで今後逮捕される、なんて事はないでしょう。
ただ、健全なP2P技術の発展という観点から見れば、今回の作者逮捕によって、その進展は非常に遅くなるのではないかという懸念はあります。以前にも書いた気がしますが、「P2P=悪」という図式が浸透してしまえば、P2P技術自体が衰退していく可能性もないとは言い切れません。また開発者側からしても、P2Pという可能性のある分野に対して研究し、その研究を体現したものとしてソフトウェアを開発しようとしても、それによって罪に問われる可能性がある事を(今回の逮捕劇によって) 示されたわけですから、その開発意欲は大きく削がれたことでしょう。結局、今回の逮捕劇は将来的に発展する可能性のある研究分野に対し、大きな打撃を与えてしまっただけのように見えます。
ACCSもこの件に対してコメントを出しているようですが(参考URL 2)、相変わらず極論に過ぎてお話になりませんので、あえて私からは少しだけ。
自分のところの個人情報もまともに管理できないくせに、
権利侵害を防止する措置を施さずにP2P技術をファイル交換サービスとして応用した場合、「実態として日常的、継続的かつ大量に著作権などの権利侵害行為に悪用されることは明らか」
(中略)
悪用を予見・認識した上で敢えてファイル交換ソフトを開発・配布し、予見通り著作権侵害行為が行われた場合、「少なくとも著作権侵害行為を誘引、助長、援助したものとして、開発・配布した人にも一定の責任が生じるものと考える
なんて偉そうな事を言うのはやめましょう。自分にできない事を他人にだけ求めるというのは、ただの傲慢ですよ。人間は神様じゃないので、後々起こるであろう事なんて全て予見できるわけじゃありません。言いたいこと(著作権侵害が行われないような手立てをしてソフト開発をして欲しい、ということ) は分からないでもないですが、そういう言い方をするから逆に反発を食らうんだという事を理解した上で発言をした方がよろしいのではないでしょうか。以前から意図は判らなくはないものの、傲慢な態度でコメントして逆に反感を抱くような発言が目につきます。法や正義とは力で押さえつけることではありません。自然と従わせるようにすることが真の法・正義なのです。ACCSの態度は、悪口として言われている原理主義者的な正義に凝り固まっているように見えますね。いい年した大人が運営しているのでしょうから、その辺りを考慮すればすばらしい団体になると思われるだけに、このようなコメントしか発表できないのは残念です。
……と、最後脱線してしまいましたが(過去のACCSの態度にムカついてたので、つい)、とりあえず速報としてお届けしました。
余談ですが、Winnyの作者について、私の友人の友人(遠いな) が、怪しい人物がいるという事をその友人に話されていたそうで、私たちの間でも噂にはなっていたのです(確か去年夏前頃から話題になっていた)。その友人の友人というのが東大関係者で、やはり東大の助手の中に怪しい人物がいる、という話でした。そのときはガセネタだと思っていたのですが、本当に逮捕された人物が東大助手だったので、驚いていたりします(笑)。まあ確証がなかったので書きませんでしたから、結果として後出しのネタになってしまい「どうせ作り話だろ?」とか思われるかもしれませんが、そういう話もあったということで。