guilz.org を含め、いくつかのサイトを さくらのVPS 2G (大阪) から、GMOクラウドVPS マイクロ に移転しました。
サイト丸ごと移転の際、ちょっとつまずいたりしたことを含めて、作業メモとして残しておきます。(今後も同じようなサーバー移転するかもだし)
あ、今のところは、さくらのVPS 2G (大阪) より GMOクラウドVPS マイクロ の方が快適かなーという印象。traceroute すると、さくらの方がGMOより近いんだけど、契約ユーザー数の違いとかかな。あと体感での話だし、実際には差はあまりないかもだけど。
さくらのVPS のCPU情報は比較的出回ってるのでアレだけど、Saases や GMOクラウドVPS のCPU情報はあまり出回ってなくて、調べて比較しづらかったのでまとめてみた。(既に契約しちゃったから、俺にとっては役に立たない記事だけど)
あ、あと7月末までは Saases OsukiniVPS Air 10が月額462円くらいでずっと借りられるキャンペーン をやってる模様。CPU性能は低いけど、この価格でメモリ1GB(スワップあり) に惹かれる方は検討してもいいんじゃないでしょうか。俺はOsukiniVPS LTから乗り換えました。(Serversman@VPSと迷ったけど、あっちはスワップ無い&以前トラブって懲りたのでAir 10にした)
今回の内容は長文になりすぎてしまったため、結論だけ先に書く。業務サービスとか、シビアなものには さくらのVPS はやめておいた方がいい(そういったものには普通使わないだろうけど)。利用可能リソースを明記している会社のサービスか、SLAを明記しているサービスにすること。
業務で利用しているVPSに、突然制限をかけられて対応に苦労することを考えるなら、高くてもリソースの制限が明確な Linode とか、SLAをうたってる GMOクラウドVPS 、Amazon EC2 等がいいのではないかと思われる。
私の場合もミッションクリティカルと言うほどではないにしろ、社内グループウェアと外部向けのWebサービスに利用していたサーバーにおいて、突然リソース制限が掛かってしまったため、非常に焦った。せめて制限をするならするで同時に自動メール送信を行うなど、ユーザーに対する連絡は欲しかった。(これがなかったせいで、乗っ取られたことも考えてログ総ざらえする羽目になり、1日徹夜したんだぜ・・・)
どうしても予算がなくて高いサービスを使えないという場合であっても、そういったサポート体制を前提にサービスを選ばなければ、最後に泣くのは技術者たる自分である。サポート対応に定評があり、自分も信じていただけに裏切られた感が強いが、さくらインターネットには、今後もよりよいサービスに向けた改善を行ってもらいたい。
なお、今回の事例は事実に基づき記載しているが、この内容は個人としての感想を述べただけのものであり、さくらインターネットのサービス運用・体制を批判・非難するものではなく、私の所属する会社を代表した意見として記載したものではない。
・・・以上、一応会社が絡む話なので免責事項も記載してみました。