これまで、通称ドメインロンダリングと一部で呼ばれている、ドメイン移管の料金が更新料金より安い業者を利用して、移管を繰り返すことで更新費用を安くするという節約術を実践してきたのですが、移管料金が380円程度と安くて利用しやすかった お名前.com が移管料金の値下げをやめてから(正確には今も100円程度は安い模様)、お手軽なロンダリングが難しくなっておりました。
そこで、一人1ドメインと制限があるものの、0.99ドルで各種gTLDを移管できるキャンペーンをよくやっている 1&1 に移管したり(ちなみに1ドメインと制限しているけど、別のgTLDなら0.99ドルで再度移管できたりする) してきたものの、さすがにキャンペーンとはいえ0.99ドルで移管し続けるのは申し訳ないし、移管後は自動でネームサーバーを 1&1 のものに変更されるというデメリットもあり(すぐ変更すればいいだけだけど)、他の候補となるレジストラも色々と探していました。
大手の GoDaddy や NameCheap もキャンペーンやクーポン利用で格安になることがあるため、そちらも利用はしていたのですが、やはり常に同じ料金で安く更新できるところがいいかなと思い、色々と調べていたところ、みんなのドメイン という会社が、ドメインの移管だけでなく更新も格安でできるようなので、喜び勇んで移管をしたところ、トラブってしまうことになりました。
移管自体には全く問題はなかったのですが、特定の条件を満たすとドメインがサスペンドされてしまい、私と同じような事態に陥る可能性がありますので、注意喚起とともにまとめておきます。
この記事は友人に届いたアパマンショップからのメールを発端とし、その後数回に及んだメールのやりとりを元に構成しています。内容は全て事実をもとに構成しておりますが、なにぶん友人が関係したことですので、私にひいき目があることも否定できません(もちろんできる限り公平な目で書いたつもりですが)。その点を踏まえてお読みいただければ幸いです。
本文が長いので、あらすじを用意しました(笑)。ざっくり言うと、以下のような感じです。
あらすじも長くなってしまいましたが、おおむねこんな感じで間違いないかなと。それでは本文は以下から、はじまりはじまりー。
こういう使い方をしている人は少ないとは思うけれど、複数の独自ドメインをGoogle Appsで管理していて、それらのアドレスに設定したエイリアスを差出人として送りたいという場合にハマった点についての話。
って、この説明だと全く分からないと思うので、例を示すと以下のような感じ。
という3アドレスがある場合、メインのメールアドレスであるXから、Zを送信元として相手にメールを送ると、Yのアドレスを送信元としたメールが届いていた。
自分の場合、用途や相手別にメールアドレスをエイリアス(正確にはキャッチオールアドレス設定) として追加し変えているのに、それが意味をなさなくなってしまうので困っていたのだが、それが解決したので記事にしてみた。
この問題で困るのは、GmailをWebブラウザから使用している場合で、かつ自分のような使い方をしている場合のみだと思うけど、とりあえず自分が忘れないためにということで。
WordPressにメールから投稿できるプラグインはいくつかあるけれど、不特定多数からの投稿が可能で(K-tai Entryはこれがダメらしい)、かつ別サイトのアカウント作成も要らない(JetpackはWordPress.comへのアカウント作成が必要) プラグインということで、Postieを使ってみた。
・・・のはいいが、自分の環境だとAndroidやPCから写真を添付すると問題なく更新してくれたが、iPhoneからだと写真が投稿されないという問題が発生。どうやら写真のファイル名に全角文字が入っている(iPhoneだと「写真.JPG」というファイル名になる) と、写真がアップロードされない模様。
新年一発目は、この問題に対応するためのハックから。続きは以下に。
やあ、俺だ。今回はなぜこんなスクリプトを書いたのか、その理由からお話ししよう。
photo credit: Official U.S. Navy Imagery
若干間が開いてしまいましたが、続きです。本来は今回で終わらせるつもりだったのですが、長くなりすぎたので今回は中編ということで。
中編では、届いたメールの自動転送設定・転送先のメールアドレスの設定までを解説します。BCCによる送信メールアドレス関係の設定は、後編で。
photo credit: flossyflotsam
パラノイアとは、偏執狂とか執着し過ぎな人っていう意味らしいですが、それはまさしく It’s ME ! 逸見正隆でーす! ……などというネタを覚えている人がどれくらいいるのだろう……。好きだったんだよなー、逸見さん……。
さて、Intelすらも自身をパラノイア的経営だと言ってるくらいで、いい意味じゃないんだろうけど、人に迷惑かけなければそれでもいいんじゃないかなと自己正当化を図りつつ。今回はそんなパラノイアがやっているメール保存法の話を少し。