こういう使い方をしている人は少ないとは思うけれど、複数の独自ドメインをGoogle Appsで管理していて、それらのアドレスに設定したエイリアスを差出人として送りたいという場合にハマった点についての話。
って、この説明だと全く分からないと思うので、例を示すと以下のような感じ。
という3アドレスがある場合、メインのメールアドレスであるXから、Zを送信元として相手にメールを送ると、Yのアドレスを送信元としたメールが届いていた。
自分の場合、用途や相手別にメールアドレスをエイリアス(正確にはキャッチオールアドレス設定) として追加し変えているのに、それが意味をなさなくなってしまうので困っていたのだが、それが解決したので記事にしてみた。
この問題で困るのは、GmailをWebブラウザから使用している場合で、かつ自分のような使い方をしている場合のみだと思うけど、とりあえず自分が忘れないためにということで。
photo credit: MJ/TR (´・ω・)
私はiPhone 4Sをソフトバンクで契約しているので、ソフトバンクにはiPhoneから、他のキャリアにはauのW62CAから連絡することが多い。そのため、iPhoneのアドレス帳(Gmailと連動) にはソフトバンクユーザーを、W62CAにはauや他キャリアのユーザーを登録するといった使い分けをしてきた。
しかし、これではそれぞれに連絡先が分散してしまって一覧性が悪いのと、万一W62CAが故障してしまった際にアドレス帳のデータが失われてしまう(W62CAは通話オンリーで、EZwebを契約していない) ので、全ての連絡先をGmailのアドレス帳に登録し、定期的にW62CAにそのデータをエクスポートすることにした。
それぞれ、vCard形式にてインポート・エクスポートができるので、データの移行は簡単に思えたが、ふりがなの部分に互換性がなく、GmailからW62CAにエクスポートすると、全てが「英」というグループにまとめられてしまうため、以下のような手順で対処した。
たまたまネットを検索していたら、DNS設定をチェックして、採点してくれるサイトがあったのでご紹介。
操作は簡単で、ドメイン名を入れて Run Report! ボタンをクリックするだけ。しばらく待つと、DNSの採点をしてくれます。
参考までに、このブログの情報は以下の通り。
減点されているのは、
で、上から
って感じのエラー内容が書かれてました。
私の場合、DNSサーバーはドメインレジストラのものを利用して、自分では滅多に立てないので、こういうエラーが出ていても直しようがなかったりしますが、自分でネームサーバーを立てたりする方は設定の確認や参考になるかもしれませんね。(guilz.orgは、スタードメイン のDNSサーバーを利用しています)
ちなみに上記エラーですが、Nameservers on Separate Networks は、3つあるネームサーバーのうち、2つが同じアドレス帯にあるだけですので、実際は問題じゃなかったりします。SOA Number Format も書き方の作法的な部分なので、ちゃんとカウントアップされれば問題ない、重箱の隅的なエラーです。
あと2つはGoogle Appsの問題なので、Googleさんの対応に期待ですね。基本最近のDNSサーバーだと、どこもA+くらいのスコアにはなるんじゃないでしょうか。
余談ですが、RedHatはさすがの満点でしたw マイクロソフトも見習いましょうww
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若干間が開いてしまいましたが、続きです。本来は今回で終わらせるつもりだったのですが、長くなりすぎたので今回は中編ということで。
中編では、届いたメールの自動転送設定・転送先のメールアドレスの設定までを解説します。BCCによる送信メールアドレス関係の設定は、後編で。
photo credit: flossyflotsam
パラノイアとは、偏執狂とか執着し過ぎな人っていう意味らしいですが、それはまさしく It’s ME ! 逸見正隆でーす! ……などというネタを覚えている人がどれくらいいるのだろう……。好きだったんだよなー、逸見さん……。
さて、Intelすらも自身をパラノイア的経営だと言ってるくらいで、いい意味じゃないんだろうけど、人に迷惑かけなければそれでもいいんじゃないかなと自己正当化を図りつつ。今回はそんなパラノイアがやっているメール保存法の話を少し。