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Linux

foltia ANIME LOCKER

富士通 PRIMERGY MX130 S2 環境だと、foltia ANIME LOCKER の管理画面からでは下記画像のようにCPU温度とTDP(で合ってるのかな) しか表示されない。

MX130 S2 温度センサー画面  初期状態

MX130 S2 温度センサー画面 初期状態

 

ここに他の値も表示したいと思っていろいろ試したところ、こんな感じでちゃんとデータ取得できるようになったので、その方法をメモがてら。

MX130 S2 温度センサー画面   改良時

MX130 S2 温度センサー画面 改良時

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foltia ANIME LOCKER

過去のfoltiaサーバーの状況 でも書いたとおり、録画用ディスクとして2TB HDD(非AFT) を使用していたけれど、最近録画予約を入れすぎているせいか(あとtsファイルを消さない運用のせい)、1.5ヶ月程度でHDDがいっぱいになってデータ退避が必要になってきたので、このあいだBuffshopで買ってSMARTエラーは出なかったけどアクセス速度が不安定なHGSTの4TB HDD(AFT) を録画用ドライブとして入れ替えたので、作業内容を忘れないようにメモ。

ちなみにそのHDD、アクセス速度グラフはこんな感じでかなり不安定。FromHDDtoSSDのエラーチェックに15時間以上かかった。他の環境で使うのも恐ろしいので、最悪消えても俺が嘆くだけですむ録画マシンに投入。

foltia HGST  交換HDD アクセス速度グラフ

foltia HGST 交換HDD アクセス速度グラフ

 

比較として、こちらが同型番HDD・別固体の速度グラフ。FromHDDtoSSDでのエラーチェックは8時間程度で終了。(他の同型HDDでもほぼ同じグラフだったので、上記1台のみ外れだったっぽい)

HGST  HDD 平均的なアクセス速度グラフ

HGST HDD 平均的固体のアクセス速度グラフ

 

Buffshopのアウトレット品とはいえ、HGSTは信頼性が高くて性能が安定しているものという期待があったのでちょっと残念ではあるものの、そもそもアウトレットだし、外れはどんなドライブにもあるものなので致し方ないかな。(HGSTはトータル13台購入のうち、SMARTエラーで返品したものを含め、外れたのは2台目)。

とまあ、相変わらず本題と関係ない前置きでアレだけど、以下作業内容を。

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GMOクラウド VPS 設定記事一覧

 

はじめに – なぜFAXサーバーを構築したのか

今どきFAXなんて自分はまず使わないし、やりとりはメールと電話で十分でしょとか思っていたものの、一部のクライアント様はご老齢のためメールの使い方がよく分からず、FAXで書類データを送っているとのことで、必要に迫られてFAX番号を用意するハメになったのがそもそもの始まり。

とはいえ滅多に使わないFAX受信のために専用機とか複合機を用意したり、それにかかる電気代や用紙代を支払うのもバカバカしい。一部の複合機は本体で内容を確認して印刷するかしないか決められるみたいだけれど、小さい画面で確認するのはつらいし、FAX受信内容をメールで送ってくれるhpの複合機はいい値段がするし、投資対効果に見合わない。

それではとネットFAXサービスを検討してもみたけど、月額費用がかかったり、3ヶ月使わないと強制解約になったり、受信枚数が多くなると別途追加料金がかかったりで、やっぱりコストがかかる。どうしたものかなーと思いつつ、そういやWebサイト運営と実験目的でVPS借りているんだし、そこにAsterisk入れて、電話は月額費用がかからない FUSION IP-Phone SMART でFAXサーバー構築すれば、ネット FAXサービスと同様の使い勝手になるんじゃね、と思い至った次第。

……というのが1年ちょい前の話。その後すぐ受信専用としてAsterisk + FUSION IP-Phone SMART を使ってSaaSes Osukini VPS上にFAX受信環境を構築し、無料で維持・受信できるFAXサーバーとして1年弱運用していたものの、SaaSesのサービス終了に伴って、サーバー環境を GMOクラウド VPS に移転することになったため、これを機に送受信できるよう設定してみたというのが今回のネタ。

テスト環境として、VPSを2つ(SaaSesと GMOクラウド VPS )、FUSION IP-Phone SMART を2番号契約してそれぞれ認証・電話番号部分以外は同一設定で、相互に送受信でき、受信した内容はメール添付で送られてくるところまで確認した。

ということで前書きが長くなったけど、本文はもっと長いので、何とか最後まで読み進めていただければ幸い。あ、あとFUSION IP-Phone SMARTの電話番号は取得済みとして話を進めているので、事前に電話番号の取得をお願いします。

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GMOクラウド VPS 設定記事一覧

 

前回記事、GMOクラウド VPSを借りてまず行う初期設定内容 から間が空いてしまったけれど、今回はWebとメールサーバーの設定編を。

とはいえ、自分の場合メールサービスとしてGoogle Appsを利用しているため、VPS上では問い合わせやログ等を送れればいいだけなので、そっちは超簡単な設定だけで終わらせてますが……。

ということで、続きは以下から。割と長いです。

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GMOクラウド VPS 設定記事一覧

 

SaaSesが個人向けVPSサービスから撤退 ということで、月500円程度でそこそこ使えていた実験用サーバーの乗り換え先を検討していたのだけど、コストパフォーマンスから考えると GMOクラウド VPS マイクロ しかねーなという事で、新規契約して初期設定を行った時の内容をまとめてみた。

GMOというだけで割とマイナスイメージを持ってる人も多いかもだけど(自分含む)、個人的には以下のような理由で、2つめの契約をした次第。

 

  • 1年以上 guilz.org 含めて複数サイトを運用しているが、VPSの不具合による問題は一度も起こらなかった(SaaSesでは1年ちょいの間に2ケタ近い回数トラブり、問い合わせや対応を依頼する事態になった)
  • さくらのVPSでのトラブル のような、I/O負荷による制限などが起こる事がなかった(バックアップ処理時の負荷は、多分こちらの方が高いにも関わらず!)
  • 月1008円で、仮想3コア・2GBのメモリ・100GBの容量使えるのは最安。海外含めて探しても、スペックに対する価格対比は最高(ただしマイクロのみ。それ以上のプランはもっと安いところもある)
  • 仮想化基盤がKVMであること(OpenVZはサービス始まったばかりの頃にDTI Servers@Man使って懲りた。SaaSesはXenだけど、こちらはKVMと大差ない感覚)
  • サーバー稼働率99.95%のSLA保証・オートフェイルオーバーがある。物理マシンに問題が出たら、自動で別の正常な物理マシンに移動して障害発生を抑えるとか、この価格でやってるところはあまりない。SLAはその自信の裏付けかなと
  • アダルトもOK。いや、別に作らないけど、コンテンツの制限がないのはいいよね。運営者の恣意的な判断でBANされたりとか困るし
  • GMOの株主なので株主優待がある。年1万円キャッシュバックされるのは大きい

 

後は電話サポートがあったり(以前メールでHDD増量頼んだら、電話連絡が来たのにはビビったけど)、設定代行やマネージドサービスもあるけど、まあこの辺りは使わないのでどうでもいいかな。

と、いい事ばかり書いてはみたけど、GMOは好きじゃないからやっぱり俺は他社VPSを選ぶぜ! って人にも下記の初期設定フローは多分使えると思うので、VPS借りて行う作業の参考にでもなれば幸い。

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数年前にも一度これで悩んで、最近再び同じ事で悩むハメになったので、今度こそ忘れないように記録しておく。

ぴろり様が作成された、以下のスクリプトを改造して自分のサーバーのデータ領域とMySQLの両方をバックアップさせるようにしたのだが、このスクリプトはさくらインターネット用に作成されたものであるため、FreeBSDベースのものだった。

MySQLのデータベースをダンプして圧縮して90日間分保存するスクリプト
http://www.magicvox.net/archive/2009/02172054/

そのため、私が使っているさくらのVPS(CentOS) では date -v というオプションが存在せず、バックアップは正常に取れるものの、自動削除がうまくいかない。これをLinuxで利用できるように修正したときのメモ。

date -v -"30"d

というコマンドは、30日前の日付を求めるコマンドとなるが、これはLinuxだと

date --date="30 day ago"

と置き換えられる。

上記スクリプトでは、

RMFILE=mysql.`date -v -"$KEEPDAY"d +'%y%m%d'`.gz

という行を、

RMFILE=mysql.`date --date="$KEEPDAY day ago" +'%y%m%d'`.gz

とすることで、エラーもなく正常動作するようになった。

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