さくらのVPS のCPU情報は比較的出回ってるのでアレだけど、Saases や GMOクラウドVPS のCPU情報はあまり出回ってなくて、調べて比較しづらかったのでまとめてみた。(既に契約しちゃったから、俺にとっては役に立たない記事だけど)
あ、あと7月末までは Saases OsukiniVPS Air 10が月額462円くらいでずっと借りられるキャンペーン をやってる模様。CPU性能は低いけど、この価格でメモリ1GB(スワップあり) に惹かれる方は検討してもいいんじゃないでしょうか。俺はOsukiniVPS LTから乗り換えました。(Serversman@VPSと迷ったけど、あっちはスワップ無い&以前トラブって懲りたのでAir 10にした)
photo credit: Mark Faulkner Photography
あけましておめでとうございます。今年は例年以上に正月気分にならなかった正月でしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
……って、今ごろ新年の挨拶かよとか思われそうですが、このネタは1月2日に投稿予定だったものの、このブログを置いてた SaaSes Industria が絶不調だったため、サーバーが復旧するまで待とうと、色々試したり問い合わせを行っていた間中寝かしていたので、こんな有様となっております。結局 Industria はまともにならず今でもクソ重いので、さくらのVPS に出戻りました。
ということで、ネタの鮮度的にはアレな感じになりましたが、新年の休みを潰して BaserCMS のテーマファイルを作成してた際に作成・利用した Tips 的な内容を、備忘録として新年一発目のネタとさせていただきます。
WordPress 3.1.3 日本語版が出たので自動アップデートを試みたものの、Apache環境のWordPressは問題ないのだが、nginxで動かしているこのサイトだけ何故か失敗。
ログを見てみると、
upstream timed out (110: Connection timed out)
ということだったので、本家のwikiを調べたところ、fastcgi_read_timeout が関係しているらしいと判明。デフォルトは60秒だから、それを180秒にしてやったところ、無事に自動アップデートが完了した。
あわせて、関係ないとは思うけど send_timeout の値もデフォルトが60秒なので、180秒にした。
書き方はこんな感じ。
server {
fastcgi_read_timeout 180;
…
…
}
fastcgi_read_timeout はHttpCoreモジュールの設定ではないので、server 以下に書いた。この辺りよく分かっていないので http 以下でもいいのかもしれないけど、wikiでの書き方もそうなってたので、まあそのままで。
send_timeout は http 以下に書いた。
http {
send_timeout 180;
…
…
}
もし同じ症状の方がいたら、参考までに。
順番が逆になったけど、SaaSes Industria Smallの初期状態とかいろいろ。
申し込んでから利用できるまでには、10分程度の時間しかかからなかった。さくらのVPS よりも早かったかな。急いでいる時にはありがたいかも。
デフォルトでは必要最低限のサービスしか立ち上がっていないため、特に各種設定ファイルを編集しなくても問題なさげ。初期ブート時で400MB程度メモリの空きがある。
初期状態では22番ポートしか開いていないので、セキュリティ面でもまだ安全なほうか。現時点ではCentOS x64のみ選択できる。yum check-update したところ、全てのパッケージが最新で、更新が必要な物はなかった。これには好感。
あとは さくらのVPS でもやったように、sshdのポート番号を変えたり、iptablesの設定を変えたりといった感じ。
あとは今回、nginx を利用したWebサーバーにする予定なので、その辺りの設定などをまた別記事にでもまとめます。
個人向けの提供を待ちきれず、知人がやっている会社でIndustriaを申し込んでもらい、試してみた。
早速使用してみたところ、もともとのXenを動かしているサーバーの時計が狂っているのか、18時間ぐらい前の時刻になっている。
Xenはホストとの間で自動時刻調整されるため、普通に時刻合わせをしてもダメなので、以下のようにした。
/etc/sysctl.conf に以下の行を追加して再起動する。
xen.independent_wallclock = 1
その場で変更したい場合は、rootになって以下のコマンドを打ってやる。
echo 1 > /proc/sys/xen/independent_wallclock
そのあとで
/usr/sbin/ntpdate ntp1.jst.mfeed.ad.jp
とすれば、正しい時刻が反映された。
ただ、再起動するとホストOS側の時刻に再設定されてしまうので、/etc/rc.d/rc.local あたりに、
/usr/sbin/ntpdate ntp1.jst.mfeed.ad.jp
と追加で書いた。これで再起動しても、常に時刻は正しく設定されるようになった。
余談だが、Industriaのデフォルトではntpが入っていないので、
yum install ntp
として、事前にインストールする必要がある。XenのホストOSと時刻が同期するから不要という事かもしれないが(さくらのVPS にはデフォルトで入っている)、ホストOSの時計が狂っていたのでは意味がないので、ホストOS側の時刻は正確に保っていただければと思う。