過去記事
はてなダイアリー時代の過去記事
はてなダイアリー時代の過去記事
発表になった19日にどうしようかと悩み、22日の夜にようやく決断して買った初のネットブックですが、思いの外早く今日届いたので、数分程度触ったファーストインプレッションを。
とても小さい。一瞬PCとは思わなかった(笑)。修理に出すために保管しておくには便利かも。
静か。まだ負荷は掛けていないけど、Windowsの起動時からファンはかすかに回っている感じだが、ほとんど聞こえない。HDDの音が少し聞こえるが、それも気にならない程度の大きさ。以前使っていたDELLの700mより静かだと感じた。
プラスチックの割にはしっかりした印象。片手で持った状態で開け閉めしても気にならない。ごくごく普通のノートPC並の剛性だと感じる。あえて言うなら液晶裏の中心辺りはやや弱そうかなと感じるが、普通に使用する分には全く問題なさげ。
約30秒で起動(EPSONのBIOSロゴからエプソンの初期設定プログラムが立ち上がるまでの実測)。時計を見ながらの適当な観測なので厳密な数字ではないけど。ソフトを何も入れていないというのもあるが、それでも自分のメインマシン(Core2 Quad Q6600@3.0GHz)より速いかもしれないという印象。
スムーズに反応して動く。前に使ってたDELLの700mは微妙に引っかかったり動きが悪いところもあったりしたけど、こちらは全く問題なかった。クリックボタンはちょっと硬めかなとも思ったけど、慣れれば気にならない程度。
ピッチが広めなので打つのもそう苦労はなさそう。ただ、何度も比較に出してるけどDELLの700mに比べると狭いので、ちょっと慣れは必要かな。
ということで、まずは速報まで。後はメモリを2GBに換装したりして、テストをしてみます。
2GBメモリも正常に認識しました。UMAX Castor SoDDR2-2G-667 に換装し、正常動作しています。起動時間も計り直してみましたが、約30秒で変わらず。実際の使用時には変わるんでしょうが、起動時間はメモリを2GBにしてもやはり変わりませんな。
久しぶりに書く日記のネタがこれしかないというのも、非常に人として考えるところであるが、まあライフログ的にと言うか、書いておかないと忘れて落ちた会社に再び履歴書送ったりということがあっても困るので(昔本当にやりそうになった)、備忘録的に残すことには意味がある……と信じて今日も書く。
前回落ちたINAXなみに香川では大手。かつて流れていたCMの最後では「篠塚クン幸せそうなのォン」と囁く女性の声が印象的で、篠塚って誰だよ! というツッコミを見る度に脳内でしていた少年期を思い出す、個人的にはアダルティな印象の会社。
Webサイトのディレクター職を募集していたので申し込んだが、書面にてエンド。毎度毎度書いてるけど、せめて話す機会くらいよこせやボケ! だから赤字垂れ流しで一度倒産寸前にまで追い込まれてクソライブドアに買収されるんだよ!!
とか思って今サイト見たら、募集欄なくなってるし。盆前に書類送ったのだけど遅すぎたというのもあるのかなーと納得しつつも、月給28万以上保証というのを逃したのは非常に痛い。ボーナス含めてもその月給半年もらう方が高いってどんな会社だ俺の勤めるブラック企業は。ボーナス10万とか下手すると800円(!)って、給料雀の涙でこれは社員なめてるとしか思えん。死ね!!
……おっと、セシールではなく自分の会社の愚痴になってしまった。まあ送られてきた不採用通知は非常にそつなくツッコミどころもない出来映え。さすがは元大手企業と言うべきか。
しかしまあ今回は書類も時間かけて刷新して、郵送も配達証明で金かけたのに落ちたからなあ。非常に徒労感が強いぜ……。ああ、もちろんうちの親には下着は今後他社製でといい含めておきました☆ つーかセシールの下着は高いのであまり持ってないとも言ってましたが……。まあ、ささやかな口コミの復讐は毎度のごとく行う予定、ということで。
久々に帰ってきた不採用晒しシリーズ。いい加減転職したいのですが、いつになる事やら。
社内SEの応募がリクナビであったので応募。即座に不採用通知到着。
うちの温水便座はINAX製だったので愛着があったのですが、TOTOにでも買い換えます。やっぱりTOTOがいいよね!! INAXよりさ!!(逆恨み)
個人的にはこの会社は学歴しか見ていない感触があった。学歴に自信がある方はどうぞ。あと返ってきたメールの内容が失礼だと思った。慇懃無礼っつーか、とっととお引き取りくださいませバカ野郎、的な表現。ここの人事部はクオリティ低い気がする。
オープンオファーがあったので応募したものの、履歴と職務経歴データだけで不採用。オープンとはいえオファー送るんなら面接くらいしろ! と思うのは俺のワガママか。金輪際このクリーニング屋は使わないことに大決定。まあ今まで落ちた企業はだいたいそうしてきてるけど。
一応、俺の視点から見たクリーニングの問題点と顧客CS向上の方策や、客単価アップの施策、Webとの連動企画などいろいろと考えて、パワポで提案書まで作ってたんだけど、面接すらしない会社のメリットとなるようなことはしたくないので速攻削除。俺の1週間の作業も水の泡。まあ思考実験としては面白かったのでいいけどな。
年間休日も少ないし土日休みじゃないしで、もともと意欲も低かったからそれほどショックでもないけど、オファーかけておいて面接もしないのは失礼な話だとは思う。少なくとも面接で話を聞くだけは聞いてくれたキタムラメディカルの方が何倍もマシだな。ま、どっちも潰れて欲しい気持ちでいっぱいですけどね。
既に大きな事件となって報道されていますし、遠い四国の果てから何かを言える立場でもないのですが。
田舎の片隅で、子供の頃から憧れていた、自分にとってはある種聖地ともいえる場所でした。
中学生になった頃、初めて秋葉原に行って、その足でたまたま立ち寄ったお店で(もうさすがに店名は憶えてないのですが)、PC98版の「魍魎戦記MADARA」ってゲームの予約をしたこと。そして本当に偶然その日、MADARA作者の田島昭宇さんの予約キャンペーンサイン会があって、サインを頂いたこと。
それを未だに憶えています。(あと、田島さんが無茶苦茶イケメンだったことも)
今年の3月に会社の出張の際、5年ぶりくらいで2時間ほど立ち寄り、久しぶりの空気を満喫したばかりでした。よく来ていた頃と確かに様変わりしたけれども、それでも好きだったカオスぶりは変わらないなと。今年の夏には久しぶりに遠征でもしようかと思っていました。
その矢先の出来事でした。
正直、日曜から今になっても、現実感が感じられません。実際、その場に足を運べば否応なく現実として突きつけられもするのでしょうが、遠い田舎からテレビに映る映像は、不思議と現実から切り離されたフィクションに見えてしまいます。
それでも、ネットで情報を集めるにつけ(昨日はほとんど仕事も手に付かず、様々なサイトを見てばかりいました)、ようやく事件が現実感を伴ってきた気がしています。……もちろん、受け入れがたいことには変わりありませんが。
言いたいことはたくさんあります。犯人に対して、被害に遭われた方々に対して、今後の秋葉原に対して、本当に、たくさん。
しかし、それらをうまく文章にできそうもなく、また何を語ろうとも、私の言葉は現実の被害者の方々には何の慰めにもならないかと思いますので、ここまでで筆を置きたいと思います。
ただひとこと言うなら、「無念だ」と。
それしかありません。
珍しく連日更新。
情報がない&現時点で確認する限り被害はないものの、念のためにサウンドハウスで使ったカードの停止を依頼。カード会社はイオンクレジットサービス。
「ネットでカードを使ったサイトが情報漏洩したようなので、停止をして欲しい」と伝えたところ、特にサウンドハウスの名前を出さなくても簡単に手続き完了。イオンにはサウンドハウスの漏洩事件が伝わっているのかいないのか分かりませんが、対応はスムーズでした。どうせならその辺り突っ込んで聞いてみれば良かったかな。
ちなみに停止すると、カードは自動的に別番号で再発行となるようです(他社もそうなのかな。この辺りの仕組みは知らないけど)。手数料は無料でした。
で、昨日ブログを書いた後にいろいろと調べてみると、サウンドハウスの対応とか、情報の正確性は良くなかったようで。SQLインジェクションを最初の報告時には特殊な攻撃、と書いてたって話はちょっとなあと思いましたが。
あとトロイを仕込まれたってのに、サーバーOSの再インストールもしないとか、停止して厳密にチェックもしてないという点も。再インストールしてないのかって話は昨日も書きましたけど、停止もしてなかったんですね。数日とは言わずとも、丸1日くらいは最低ネットワークから切り離してチェックしてしかるべきと思うんですが。
それくらいはやってるだろうという前提で書いてたのですが(なにぶんニュースを知ったのが5日の深夜で、出遅れた状態でしたし)、これは叩かれても致し方ないかなと思います。
2chの情報を見ると、2007年以前の会員の人にも不正使用されたという方もいるようですし、それが事実とするなら、公式に流出したと認めている2万7743件なんて数よりもっと多くのカード番号が漏れていることも可能性として考えられますね。
データベースが直接アクセスできるところにあったなら、SELECT * で全データを抜けるだろうし、トロイが仕掛けられたことを考えると、直接アクセスできないところにあったデータであっても抜き出せる可能性がありますので、基本、全データ流出と考えて対策を取るのが最善かなと思われます。
余談ですが、掲示板のやり取りも多少見た感じ、ツッコミどころ満載のサウンドハウス発言もあったりするんですが、忙しくてテンパっているんだろうということで生暖かい目で見守っています(笑)。脅迫的な発言とか、トレンドマイクロですら被害に遭ってるんだからうちが被害にあったっておかしくないだろとか、まあ、なんていうか、春だからですかねえ。
ちゃんとやってくるのはどうなんだろうと思う。昔からだけどさ。
楽画喜堂 さんのところで、サウンドハウスで情報流出 って記事を見て、俺も買い物した記憶があると思って調べたら案の定、2007年2月に会員登録・カードで商品発注してたよ・・・。orz
今日になってメールも届いたし(上記リンク先の4月5日と同内容。たぶん会員全員に送ってるんだろう)、KDDIに続き2回目の情報流出(今度はカード情報含む) という事態になる可能性が出てきたわけですが。
で、流出した情報の範囲はというと、
1. 流出した情報について
現在の段階で、流出した可能性のある情報をご報告いたします。
・お名前 ・フリガナ ・性別 ・生年月日
・弊社サイト ログイン用メールアドレス
・弊社サイト ログイン用パスワード
・クレジットカード情報(会社名・カード番号・有効期限・ご名義)
※クレジットカード決済時の3Dセキュアサービス(本人認証サービス)でご入力いただくクレジットカードのパスワードにつきましては、データを保持していない為、流出の危険はありません。またご住所、お電話番号に関しては、調査の結果、流出の形跡はございませんでした。
こんな感じらしい。そりゃあ3Dセキュアなどの個人認証は外部にリダイレクトしてるんだから、流出はしないよな。もちろんそれを知らない人もいるだろうから、それについても触れている姿勢には好感は持てるけど。
正直思ったのは、なぜカード情報まで流出したかという点。アマゾンみたいに自分でカードを登録できる訳でもないのに流出したということは、決済で使ったカード情報を履歴として保存してたって事だろう。(決済ごと入力ではなく、使ったカード番号を保存しておいて入力を楽にするシステムだったかもしれないが、すでに失念)
この辺りは、手間になるけど毎回入力させて決済する期間だけ保持、それ以降は削除というシステムを採っているサイトが多いと思うのだが(俺が使ってるネットショップの多くはそれ)、一般的にはずっとカード番号を履歴として残しておくってサイトの方が多数派なんだろうか。
まあアマゾンとか楽天もそうだし、結構そういうところも多いんだろう。ただこういうクリティカルな情報は外部からアクセスできないサーバーに保存し、セキュアなゲートウェイを通して外部から参照するってのが一般的だと思うけど(ネットバンクとかね)、サウンドハウスではどうなってたんだろうか。この報告を読む限り、どうも一つのデータベースサーバーで管理してたっぽい雰囲気が漂っているけれど。(下記引用を参照)
そして侵入ルートはSQLインジェクション。だいたいこの手の事例ではお約束ですが、今回もやはりこれ。でもって侵入された時期は3月11日?22日の間。確かにSQLインジェクション攻撃が増えているとセキュリティニュースサイトでも報じられてた時期なので、多分これは間違いないだろう。
ただ、実施した対策についてなんだが・・・。
2. セキュリティ対策について
今回の不正アクセスを受け、弊社では、ユーザーの皆様により安全にご利用いただけるよう、セキュリティ対策の専門会社からの提案に基づき、以下のシステム上のセキュリティ強化、及び対策に発覚直後より取り組み、すべて完了しております。
・弊社データベースから全てのカード情報を削除。
・ファイヤーウォールの強化を行い不正侵入対策を強化。
・不正侵入監視機器を導入し24時間体制で監視。
・全てのウェブプログラムの見直しを行いセキュリティを強化。
・ウェブサーバー上に存在した不審なプログラムの削除。
・システム構成の見直し。
・社内管理体制を見直し、セキュリティ管理・対策委員会を設置
サーバーOSの再インストールはしてないんだね。まあファイアーウォール強化とか、ウェブプログラムの修正とか、不審なプログラム削除とかはしてるみたいだけど、Rootkitとかトロイは全て検出できてるんでしょうか。仮にトロイなんかがあったとしても、ファイアーウォールとか、新たに導入したという不正侵入監視機器(Deep Packet Inspection対応のセキュリティアプライアンスとかかな?) で防げるという目論見なんでしょうかね。
そして最後の一文。
また、重ねて申し上げますが、万が一、お客さまのカード情報が第三者に不正利用され被害が発生した場合につきましては、お客さまのご負担は一切発生しませんので、ご安心いただきますようお願い申し上げます。
これはカード会社が弁済するから当然なんだけど、自動的に負担が発生しないように読めるのはいかがなものか。基本、不審な請求があったと請求書を見て申告しない限り、引き落とされるハズなのだけど(カード会社によっては、明らかにおかしい請求の場合には確認が入る事もあるが)。
なので確かに費用負担は発生しないが、それは請求書を今後ずーっと毎回きちんとチェックし続け、あやしい請求があった場合は申告した時の話であって、何もせず放ったらかしにしててもOKという訳ではない。まずは安心してもらうためのニュースリリースということは理解できるが、正確に書かないと誤解されることもあるだろう。
ただ、今回のサウンドハウスの対応や情報のリリースは迅速でかつ細やかであり、その点に関しては評価できる。少なくとも、信頼できる対応であると感じた。ではまたここで買い物をするかと問われると、正直あまりする気にはなれないというのが本音ではあるが。
まとめ。
自分の場合、サウンドハウスで使ったカードは現在ほとんど使用していないため、被害がないか確認することも容易だし、カード番号を変更しても問題はないが、メインカードが流出した方にとっては大変面倒なことだろう。(情報流出はサウンドハウスに限った話ではないが)
現代社会では情報は流出することを前提として、個人のセキュリティ対策を行う必要があると、今回自分自身も巻き込まれることで改めて感じた。今後は使用カードを分散したり、クレジットカード以外の決済もミックスするなどして、対策を取りたいと思う。
余談だが、サウンドハウスはMcAfeeがやってるHACKER SAFEってサービスに加入しているらしいけど、情報流出したんだね(笑)。99%ハッカーによる攻撃を防ぐサービスらしいから、残りの1%に該当したのかな(笑)。SQLインジェクションのチェックもやってると、誇らしげにHACKER SAFEのサイトには書かれてるんだけどね。
定型のチェックと、15分ごとに更新される脆弱性データベースに則った攻撃パターンのテストでは発見できないほど、高度な攻撃をされたんだったら仕方ないけどさ(笑)。是非どんな攻撃をされて情報流出したのか聞いてみたいものです。
ま、↓ みたいな記事もあることだし、こういうものは安心感を演出するためのPRでしかないと思ってた方がいいんでしょうな。
Pマークは無意味? 取得企業の6割が情報漏えい – ITmedia エンタープライズ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0803/12/news057.html
公私の内の、公の部分の問題ってのがこれ。詳しく書くと特定されるかもしれないけど、社内的にも俺とか上司の責任問題寸前まで行ったし、こちらの非は全くない(と俺は思っている) 問題なので書く。
経緯としては、自分の勤めてる会社の公式サイトをここに移転しようとして、いろいろと質問メールを送ったところ、メールのレスポンスも速く信頼が置けそうだったので契約。しかし大失敗だったの巻。
どう大失敗だったかというと、
その書類には、この書類が届いた日から10日間試用できますと書かれていたが、FTPもWebのコントロールパネルも繋がらない。IPアドレス打ってWebを見てみたら、他社のWebサイトが表示される有様(本来なら403 エラーになる)。ちなみにその他社のIPアドレスとうちの会社に割り当てられたIPアドレスは当然別。
どうなっているのかとメールを送っても返答なし。たまたま別の用件で送られてきたメールに返信する形で再度連絡したら、すぐに直しますという返答。しかし直ったのは3日後。実質5日くらいしか試用できず。
まあそれについてはデータをアップさえ出来ればサイトの移転は可能なので、そうたいした問題ではなかったが。
2月末までは旧サーバーの契約も残しておいたので(新サーバーの利用開始は2月頭から。契約は1月後半だった)、2月頭にドメインの移管とDNSの設定を依頼した俺は、十分余裕を持って移行できるなと思っていた。しかしその後2週間以上設定を放置される事に。
設定完了後に連絡するという話だったのに、全く連絡がなかったために問い合わせたら、今からすぐやりますという返事。完全に忘れ去られていた模様。
この件も余裕が十分あったので問題とはならなかったが、俺がメール送らず様子見てたらどうするつもりだったんだろうか。2週間辛抱強く待った俺だが、正直者は馬鹿を見るぜ。
この問題を語るためには、自社のネットワーク構成について説明しなければならない。以前借りていたレンタルサーバーもそうだったのだが、メールは自社内に独自に立てているメールサーバーへ転送する設定にしていた。
設定でいうと、MXレコードを自社のメールサーバーに向けていた、って事なのだが、要するにレンタルサーバーのメール機能は一切使わない設定にしていたわけだ。
で、当然契約前からそういった運用が可能かどうか問い合わせ、できますよということだったので、契約後も何度となく念押しをしておいたのだが。
見事にその設定事項を忘れられてしまい、メール不達で社内大混乱。
当初はまさかそんなこともないだろうと、社内のメールサーバーや他の原因を探ったが、digやnslookup、外部のMXレコード調査サービスを使用してチェックしたところ、どうもMXレコードがおかしいという結論に。
急ぎ電話で連絡したところ、向こうもその問題を確認し、設定は30分ほどで変更されたものの、丸2日以上にわたってメールの不達が相次ぐハメに。
その間、俺と上司の責任じゃないかとつるし上げられるわ怒鳴り込まれるわ、外部の業者さんや協力会社にも迷惑をかけるわ、会社としての信用問題にもなりかけた。
C’s SERVER Professional のサポートは、返信は早くて丁寧だが、言ったことがまともに実行されるとは限らない。正直お勧めできない業者である。
もちろん今回の件に関しては、MXレコードの設定を特別な設定にするという、イレギュラーな依頼という事も要因としてあるだろうが、それとは関係ない初期設定ミスやドメイン移管の放置など、サポートの悪さが目につく。
今回の件に関しては、仏の顔も3度までということで、年間利用料金の返金と解約、場合によっては損害賠償というところまで話はいったのだが、上司が出来た人なので、今回は目をつぶって今後の対応に期待しようということとなった。
サポート以外の点、サーバーの速度や安定度は今のところ快適ではあるので、1年間は(全額払っているから仕方ないので) 使おうと思う。
だが、新たに契約しようという方がいたら、ここより安い金額で同じセコムのSSL証明書とシールが使える、WADAXをお勧めする。もちろんWADAXがここよりいいかどうかは分からないが(俺は使ってないし)。
穴吹グループのWeb制作会社。Web企画プランナーを イーキャリア で募集していたので応募。同サイトからキャリアシートを送ったら、履歴書(今どき手書き限定) と職務経歴書を書面でくれという返事が来たので送ったものの、2週間くらい放置された末に書類返却不採用。
イーキャリアからもそれなりの情報は送ってるので、更に詳しい情報を書面でくれって言われたら、少なくとも面接くらいまでは行けるかなという期待はするじゃないですか。でも書類でダメ出し。なにこのアップダウンクイズ。上げて落としますよ。典型的な漫才オチですか?
そんな漫才オチをされたので、じゃあ俺もここで突っ込んでおくことにするよ。
書類だけで不採用にするなら、イーキャリアから送った情報だけで判断しろや、ボケ!! 手書きで履歴書とか書かせて、人の貴重な時間使わすんじゃねえ!!
ちっ、また無駄な時間を使っちまった・・・。求人増える3月中には決めたいな、転職・・・。
高機能なメールフォームである Laise だが、日本語ランゲージを入れただけでは入力された半角文字が文字化けするので、対策をしてみた。
include/form_execute.php
46行目の、
foreach( $_POST as $k => $v ){
の直後に、
$v = mb_convert_kana($v, 'KV');
という行を挿入。
テストメールを送ってテストしたところ、ちゃんと半角カナが全角に変換されて届いたので、多分問題ないと思う。ネットリテラシーの低い人が多い自社イントラサイトでは、これを忘れてたせいで、文字化けメールが大量に届くというハメに・・・。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/18/news125.html
の記事についての話。
過去の日記である
http://d.hatena.ne.jp/cruel/20070113
では著作権原理主義者と書いたけど、どちらかと言えば著作権ファシストのほうがぴったりだよね。「一切の自由主義、民主主義、平和主義を排撃し、内にあっては暴力的独裁、外にあっては公然たる侵略主義をとる体制 (Wikipediaより)」っていうファシストの定義からするとさ。
俺個人の意見は津田さんがほぼ全て語ってくれているので言うことは特にないんだけど、前々から日本の権利者は甘えすぎだと思ってる。権利だけ主張して義務を果たしていない。この場合の義務とは文化の発展に寄与するための活動でもいいし、強大な権利の元でよりよい作品を作ることでもいいけど、どっちにしろまるでダメ。駄作乱発、金だけよこせが横行してて見るに堪えない。まともな文化的価値があるモノなんてどれくらいあるんだろうか。
ダウンロードも違法化して、より大きな権力(=金)を得たからいい作品がたくさん生まれます、って訳でもないだろ。生活苦から脱出できます、か? 少なくとも俺の経験から言えば、苦しくて苦しくて限界の時にこそいい物は生まれるよ。今の仕事にしろ、以前の仕事にしろそうだった。そういって追い詰められない限りアーティストなんてまともにモノが作れるとは思えない。
精神的苦悩が深い故に、誕生する作品もまた素晴らしくなるというのがだいたい常だと思うんだが(過去の名作と言われる作品を作ってきた人たちの伝記でも読むとわかるだろ?)、そうじゃないのかね、最近は。
アーティスト論に脱線してしまったが、権利論からしてもユーザーに対してまず悪人であると決めつける「性悪説」から入ると嫌悪感を抱かれるのは致し方ないだろう。例えばお店に入ったとして、自分のことを泥棒だという目で監視されたときの気分を想像するといい。そんな店で物なんて誰が買うかよ。それと同じ事をユーザーに対して行うのが今回のダウンロード違法化だ。
例えに戻るが、その店に置いてある商品がとてもいいもので、そこにしか売っていないものでかつ自分がとても欲しいものであったなら、仕方なく買うかもしれない。多分ダウンロード違法化を推し進める人たちは、自分たちの作品のことをそう思ってるんだろう。
残念ながら、あんた達の作品にはそこまでの価値はないぜ?
パンがなければケーキをじゃないが、あんたらの作品が無くてもCGMなコンテンツも最近は楽しめるものが増えてきたし(わかりやすいところだとミクミクとかな)、代替となる楽しみはいくらでもある。お仕着せの音楽やテレビやゲームがなくても、俺は困らない。むしろ今まで使ってきたコンテンツに対する金を別の所に振り向けられるから、より人生が有意義になりそうだ。
前にもさんざん書いたけど、こういったユーザー無視の施策をとる限り、ユーザーが権利者を見限って購買をやめることはあっても、新規ユーザーが増えることはない。また権利を強化したからといって、逃げた客が買ってくれたはずの遺失利益以上に収入が増えるとも思えない。パブリックコメントを無視してまで強行した方針決定に、コメントを投稿した人はもとより、他のユーザーも怒っている。津田さんが指摘するように、大規模な不買運動が起こる可能性もあるし、大きな流れにはならなくても、逃げるユーザーは増え続けるだろう。
思いもかけず長文になってしまったが、最後に俺が予想するコンテンツ業界の未来を一言で書いておこう。
そして、誰もいなくなった。