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GUiLZ Project Personal & Experimental Blog

■ [PC] スピア型攻撃の話

今晩7時のNHKニュースでやっていましたが、官公庁にスピア型攻撃が仕掛けられているようです。「靖国参拝について」というようなタイトルのメールに、添付ファイルがあり、それを開くとスパイウェアに感染するというもの。

よくあるパターンだと思っていたら、画面に映ったファイルの拡張子が「JTD」で、あれっ、と思ってたのです。普通は「exe」とか「scr」とかの実行型がほとんどで、時折「doc」とか「xls」というMS Office形式のファイルがあるくらい。一太郎形式の「JTD」が映ったときに、そんな奇異感がありました。

その後の説明で、一太郎にある未知の脆弱性を悪用したもの(つまりゼロデイ攻撃が行われた)とありました。

  • 参考 : 「一太郎」の未知の脆弱性を悪用するウイルスが出現、シマンテックが警告

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/08/17/13002.html

このメールは15日頃から送られていたようですが、シマンテックからの警告があったのは16日。おそらくこの送りつけられた官公庁からの報告があり、それをもとに警告を出したのでしょう。

そう考えると、未知のスパイウェアをよく防げたなと思うのですが(実際は防げず、ファイアーウォールあたりで止まったので気づいたのかもしれませんが)、世界的に見ればマイナーである一太郎が狙われたというのは、日本特有の事情を考えると興味深いものがあります。

まず、このスパイウェアの制作者は日本人かそれに近い筋、またはそういった人物がブレーンにいるグループによって制作されたものであることが考えられます。さらに、官公庁や教育現場の事情にそれなりに通じていること、また未知の脆弱性を発見できる程度に技術力があることが分かります。

まず制作者が日本人かそれに近い筋、またはそういう人物に依頼がブレーンにいるグループという理由は単純で、一太郎が日本ではそれなりのシェアを持っていることがあげられます。この脆弱性を突いてメリットがあるのは、同じ日本人ということになります。しかし、まず官公庁が狙われたということから、外国の諜報機関や犯罪組織が関わっていないとは言えません。他にも狙われる企業などが出てくれば、この辺りははっきりとするでしょう。

次に官公庁や教育現場の事情に通じているというのは、一太郎の採用率が高い場所を知っているということです。一太郎は過去の経緯から、官公庁と教育現場で今でも比較的多く使われています。もう少し詳しいところを知る人物なら、官公庁でもどのような部署で一太郎が多く使われているかも分かるでしょう。

そして技術力に関しては、未知の脆弱性を見つけ、それを適切に利用できるスパイウェアを作っていることからして、それなりに高い能力があると見て取れます。少なくともスクリプトキディや、出来合いのソースを少し書き換える程度のウイルス制作者には不可能と思われます。

以上のことから、今回のスピア型攻撃が今後も国内の企業などに広がっていくようなら、日本人かそれに近い筋による金銭目的の攻撃、そのような動きがないようなら、他国によるスパイ行為もしくは犯罪組織の情報収集を目的としたものと考えられるでしょう。

仮に他国からのスパイ行為とするなら、どの国が、という点が気になるところです。想像だけなら疑わしい国はいくつかありますが、実のところはどうなのか。詳しい人ならばソースコードを分析すればその傾向が読み取れるそうですが、そのような情報が明らかになったことは今までほとんどありません。

この件に関しても闇に葬られることになるのか。今後の情報に注意していきたいと思います。

  • 08/20 : フィッシングというよりアタックなので、フィッシングを攻撃に変更。

■ [その他] プリンセスメーカー4 をプレイした

ここ2日ほど、再びゲームをしてたんです。

プリンセスメーカー4、通称プリメ4。PC-98時代に、2をプレイしたことで思い入れ深い作品です。以降はコンシューマ機でしか発売されなかったので遠ざかっていたのですが、今回再びPCにも戻ってきたと言うことで、もちろん買ってきました。

内容は単純明快。とある事情で預かった10歳の女の子を、自分の娘として18歳まで8年間育てるというゲームです。タイトルから分かるとおり、ベストエンドとして設定されているのは王国の王子に嫁ぐエンディング、つまりプリンセスです。

しかし、それ以外にも多種多様のエンディングがあり、プリンセス以外を目指してプレイするのも楽しいゲーム。昔から中毒性が高いゲームとして有名でした。ただ、さすがに今作はコンシューマからの逆移植ということで、昔はあった「娼婦」エンドとか無くなってて残念ですが(オイ)、裏社会のボスなんてエンディングはあったりして、ダーク度は薄まったものの健在です。

今作は絵を描いてるのがシスタープリンセスという作品で有名な原画さんなので、別名シスタープリンセスメーカーなどと呼ばれてもいるのですが、声優陣が豪華。ほとんど声優知らない自分でも知ってる人ばかりという顔ぶれ。自分が育てる娘に至っては、新居浜出身の水樹奈々さんなので(頑張っている四国出身者を勝手に応援しています)、なおさら感情移入もしようというもの。

長々と続けましたが、ゲーム自体はだいたい1プレイ6時間から8時間もあれば終わる程度の長さで、ほどよくプレイできました。自分の場合はいつも、初回プレイ時にはプリンセス目指してプレイします。で、今回のプレイでは、

見 事 プ リ ン セ ス に な り ま し た 。

昔はこんなに簡単じゃなかった気もしたんですが、今回はわりと楽にプリンセスに。ゲーム改造は当然なしで(ただしイベントとパラメーターの値は攻略ページを参考にした)。唯一の心残りは、年に1回の収穫祭にあるダンスコンテストで1度も優勝できなかったことですが、まあいいでしょう。何しろプリンセスになったんだから。

ってことで次に目指すのは、当然!

父 親 の お 嫁 さ ん エ ン ド ! !

これ、当然のようにあるんですね、少なくとも自分がプレイした作品には。日本人になじみ深い、光源氏プロジェクトとも言われますが、これを目指さずに何を目指すというのか。今度はプレイを楽にするためにデータを書き換えつつ、エンディングとパラメーターの関連を調べ、こちらも達成。「モラル」が高いと別エンドに向かいましたが、下げると見事に俺の嫁に!

ビバ光源氏! モラルなんてクソくらえだぜフハハハハ! エンディングではこれからお父さんの事なんて呼ぼうかな、と聞かれ、「お父さん」「あなた」「ダーリン」から選べるというおまけつき。ここで「お父さん」を選ぶやつは相当マニアックだなオイ!(ちなみに自分は順当に「あなた」を選択。つまらんとか言うな!)

昔はこれのエロゲー版をやりたいと思っていたものの、現在まで全く出てこなくて残念だったりしますが、エロなしの一般作とはいえ、所々で「お父さん」と甘えてくる娘のかわいらしさにはたまらないものがあります。まさにこれこそが萌えです。(*´д`*)ハァハァ

昔はそんなこと全く思いませんでしたが、この年になって、娘のかわいさというものを実感。とても娘が欲しくなった今日この頃です。ああ、もちろん息子は要りません。娘です、欲しいのは。

でも、おとーさん、おとーさんと呼ばれて、一番はじめに思い出したのは

シ ュ ー ベ ル ト の 魔 王 だ っ た

あたり、あの曲は俺のトラウマになっていると思われます。

おとーさんおとーさん、魔王がぼくをさらいにくるよ

ぼうや、あれは私が呼んだんだ。おまえの代わりに娘をよこせとねフヒヒヒヒ

そんな妄想。

■でもって参考にさせていただいたサイト様(敬称略)

  • 「銀の意思」プリンセスメーカー4 攻略メモ

http://www2.odn.ne.jp/silver-intention/Game/PM4/index.html

  • Nanashi-soft

http://yun.cup.com/prima4.html

  • princessmaker4 @Wiki(以上攻略)

http://www5.atwiki.jp/princessmaker4/

  • 猫缶 Index(ゲームパラメーター改造)

http://onionimu.hp.infoseek.co.jp/usr/redcat/

■ [PC] にくちゃんねる検索をFirefoxの検索窓から使う

もうどこかにあるかもしれないけれど、自分が探した限りでは見つからなかったので自作してみました。まずかったら消します。

にくちゃんねるとは、2ちゃんねるのDAT落ちした過去ログを保管してくださっている、すばらしい無料サービスです。PC関係の過去ログを見るのによく使わせていただいています。

■使い方

下記ソースをコピーして、エディタに貼り付けて保存する。拡張子は「.src」とすること。ファイル名は何でもOK。全角文字を使っても問題なかった。(Firefox 1.5.0.5 では)

#

# Mozilla Firefox Search Plugin for makimo.to

#

<search

name=”にくちゃんねる”

description=”2ちゃんねる 過去ログ検索”

sourceTextEncoding=”1″

method=”GET”

action=”http://makimo.to/cgi-bin/search/search.cgi

queryEncoding=”Shift_JIS”

queryCharset=”Shift_JIS”

>

<input name=”q” user>

<input name=”sf” value=”2″>

<input name=”andor” value=”AND”>

<input name=”view” value=”table”>

<input name=”all” value=”on”>

<interpret

charset=”Shift_JIS”

resultEncoding=”Shift_JIS”

browserResultType=”result”

resultListStart=”<div class=”

resultListEnd=”</div>”

resultItemStart=”<li>”

resultItemEnd=”</li>”

>

Firefoxのインストールディレクトリにある「searchplugins」フォルダか、ユーザープロファイルフォルダの中にある「searchplugins」フォルダのどちらかに、作ったファイルをコピーする。同名の適当なpngファイルを用意すれば、検索窓にアイコン表示されるようになるが、無くてもかまわない。

Firefoxが起動していたら、再起動する。これで検索窓に「にくちゃんねる」という選択肢が表示され、それを選ぶと、にくちゃんねる内の2ちゃんねる過去ログ検索ができるようになる。

注意事項 :

動作確認は Firefox 1.5.0.5 上でのみ行いました。他の環境で正常に動くかどうかは分かりませんが、Firefox上でなら問題なく動くと思います。ただし、にくちゃんねる検索側の仕様変更があった場合、検索できなくなる可能性がありますのでご注意ください。

こんなものを転載したい人なんていないと思いますが、このソースおよびこのソースを利用して作ったsrcファイルの配布等はご自由にどうぞ。連絡は一切不要です。

謝辞 :

  • Mozilla Suite 検索プラグイン

http://n.jpn.ph/mozilla/search-developer.html

サンプルソースを参考にさせていただきました。

  • にくちゃんねる 過去ログ墓場

http://makimo.to/2ch/index.html

すばらしいサービスをありがとうございます。

■2006/11/19 追記

OpenSearch 形式の検索プラグインを作ってみました。

http://brutal.nobody.jp/

からダウンロードできます。自動インストールもできるようにしましたが、どうも自分の環境ではうまく動かなかったので、ページから張っているリンクはファイル名を直接指定しています。右クリックからファイルをダウンロードして、各自使えるように配置してください。

■ [その他] そこにある機器 : バックアップソフトには気をつけろ! 編

週刊と言いつつ順調に更新が遅れている日記ですが、その理由ってのが

仕 事 が な い か ら ゲ ー ム 三 昧

のせいだとは、いい年した人間として言ってはいけないことだと思うけど書く。

……誰か仕事くれ。

そんな前書きから始まる今日の日記は、PCのシステムにまつわるお話。前回の日記でも書いたとおり、Cドライブを無事要塞化した俺は、システムのイメージファイルを作成したわけです。で、当然作ったからには復旧できるかテストをしないとってわけで、念のためにイメージのエラーチェックを行った後、復旧テストをしてみたのですよ。

シ ス テ ム 領 域 死 に ま し た 。

このソフトを、仮にバックアップソフト(A) としますが、パーティション領域だかNTLDRだかまとめて吹っ飛ばしてくださいましたよ、ええ。エラーチェックパスしたのにイメージファイル壊れてるとか言われたんで、キャンセルしたのに死ぬとはどういう事でしょうか。何も知らない初心者だったらパニックですよ?

とはいえ、私は自称中級者。そんなこともあろうかと(転ばぬ先の杖は常識だよねー)、あわてず騒がず、別のバックアップソフト(B) で事前に取っておいたイメージファイルを使って復旧させます。ふっ、これが大人の余裕だぜ……と、余裕綽々で画面を見てたら

失 敗 し て ま す た 。 (Σ(゜Д゜;エーッ!)

余裕な気分も一瞬で吹っ飛ぶぅ!(プリッキュア プリッキュア)。何度やっても60パーセントあたりで内部エラーとか英語で出て失敗。エラーメッセージをもとに調べても、「このエラーは原因不明なんだよね、てへっ☆(俺的意訳)」 なんて文章が、そのメーカーのサイトに載っている始末。……おう、ちょっと便所の裏まで来いや(そして返り討ち)。

イメージファイルが壊れてるのかと思いきや、エラーテストは問題ない上(このパターン多いな)、古いバージョンのソフトを使うと普通に復元できるというよく分からない状態(イメージ作ったバージョンと新しいバージョンではダメ)。

古いバージョンで復元できるならいいんじゃないかと思うかもしれませんが、古いバージョンは互換性が保証されておらず、正常に見えても何かしらのファイルが壊れている可能性も捨てきれなかったので、もう一段階古いイメージからの復旧を試みました。

そっちはOKだったので、それを元に追加で入れたソフトを再び入れ直して、何とか復活させたのでした。この作業に丸1日以上(足かけ2日) かかってました(原因を追及せずにとっとと諦めてやり直してたらよかった……)。

そしてまたシステムのイメージを作るわけですが、このような失敗はしないようにと、今度はさらに別のバックアップソフト(C) でバックアップイメージを作成。もちろん万一を考え、不安ながらも一応システムを復旧できたバックアップソフト(B) でもバックアップイメージを作成。2段構えの安全策を取ります。

そして再び復旧テスト。まずはバックアップソフト(C)。おお、さすがにうまく復旧できたな。よしよし、再起動、再起動。

……。

あれ?

デ ー タ 領 域 、 無 く な っ て る ?

あろうことか、システムは正常に復活させてくれたものの、データ領域が消えてます。なので起動はするものの、必要なファイルが読み出せなくてログイン時にフリーズ。

おお、

ブ ル ー タ ス 、 お ま え も か !

カエサル(シーザー) の言葉が頭をよぎります。奇しくも、このPCに付けたコンピュータ名は、

「Kaether」。

なんてこった! これが運命だとでもいうのか!! (実際の読みは「ケテル」で、カエサルとは何の関係もないんですけどね)

暗澹たる気持ちに囚われながら、バックアップソフト(B) を立ち上げて復旧を試みます。とはいえ、バックアップイメージもデータ領域に置いてあるわけだし、復旧は無理だよなぁとか思ってたら、データは存在するではないですか! まさに僥倖!

感動の涙を流しつつよく見ると、そのデータ領域に、今まではなかったはずの不思議なワードがくっついているようです。どれどれ……。

(H)

ほう、これは「Hentai」の略、すなわち俺のことを指しているわけですな。はっはっはっ。

……。

ふざけんなゴルァ! 俺がHなのはよくわかっとるわ! パソコン風情がなめた口をたたくんじゃねえぞ! ちょっと便所の裏まで来い!(そして以下略)

でもってバックアップソフト(B) から復旧させてみると、こちらも正常にリカバリは終了します。しかし起動後ログインしたらフリーズするのは同じ。データは存在するのにWindows上からは認識されていない。これが犯人が残した決定的な証拠だ!(本当なの、はじめちゃん?)

つまり、パーティション情報がおかしくなってるんだろうなぁと考えて、パーティショニングツールを起動したわけです。その結果、パーティションが隠しパーティション(Hidden) になっていることが分かったのでした。

そこまで分かったら話は簡単。通常パーティションにしてやれば見事に復活。こうして長かった俺の2日間は終わったのでした。……ただ一つの、謎を残して。

そもそも通常パーティションだった領域が、なぜ隠しパーティションになったのか。おそらくバックアップソフト(C) が、バックアップからの復元時にそのようないたずらを仕掛けたのでしょう。が、普通はそんな挙動をするバックアップソフトなんて無いはずです(たぶん)。

それなのになぜこのような事態となったのか。きっとそれはかのカエサル公が私に対して与えてくれた戒めなのです。

「誰も信用するな」 と。

「信じれば裏切られるぞ」 と。

きっとそうに違いないのです。

なぜなら。

翌 日 、 サ ブ マ シ ン の シ ス テ ム も 吹 っ 飛 ん だ か ら さ 。

……もう、誰も信じない。

P.S

ちなみにサブマシンは Microsoft Shared Computer Toolkit 使ってて、システムにデータ反映させたら、どうもファイル構造だか書き込みのフックドライバだか壊してくれたらしく、起動直後からスキャンディスク画面。キャンセルしたら即座にBoDで殺されるので、仕方なしにスキャンさせるとそのときだけは起動するのだが、ログイン画面で強制再起動(拒否権なし)。そして再びスキャンディスク画面。キャンセルするとBoDで(以下略) の無限ループに。

いろいろ調べて試行錯誤してもどうしようもないので、今年3月のバックアップから復旧してメンテしてたら、結局今日(もう昨日だけど) も1日潰れた。orz

■ [PC] Cドライブを要塞化するためのメモ

PCの調子が悪くなってきていたので、XPの再インストールをする事にしたのですが(1週間以上日記に間が開いたのもそのため)、どうせならということで、Cドライブを Microsoft Shared Computer Toolkit で常に保護しつつ、設定ファイルなどは別ドライブにできないかなということで、設定してみました。

これまでは、アーク情報システムの「HD革命 WinProtector Ver.2」を使っていて特に問題もなかったのですが、無料で使えることと、HDD状態の保持(一時的にHDDに加えた変更を維持できる)という機能が、サーバー機で使ったときに便利だったため、乗り換えることにしました。

結果として、だいたい満足のいくものとなったので、メモとして公開します。

■Documents and Settings を移動する

このフォルダのデータ移動には、今までアーク情報システムの「HD革命 WinProtector Ver.2」付属の「Data Transfer」というツールを使っていました。ただ、このツールにも欠点があって、ユーザーの Local Settings フォルダは移動してくれないのです。なので、たとえばPicasa2などのキャッシュや一部のアプリケーションの設定はCドライブに残ってしまいます。

それでは不便なので、手動で全データを別ドライブに移すことにしました。作業は下記サイトを参考にしました。

ITmedia エンタープライズ : Documents and Settingsフォルダの場所を変更する

http://www.itmedia.co.jp/help/tips/windows/w0587.html

ただし、このサイトの記述のまま実行すると、自分の環境ではエラーが発生しました。おそらく一部のファイルコピーが行えなかったためだと思われますが(詳しく調べていないので未確認)、それを回避するために、下記のような手順をとりました。

  • Windows を終了して、別途作成しておいた Bart’s PE から起動。Documents and Settings を別ドライブにコピーする。
  • 通常通り Windows を起動して、レジストリを編集。ITmediaではユーザーのプロファイルと ProfilesDirectory のみを書き換えているが、LocalService や NetworkService のプロファイルを同様に変更しても動作した。

これで再起動したところ、問題なく Documents and Settings が別ドライブに設定されました。多くのアプリケーションはこれだけで設定が別ドライブになります。

  • 07/22 追記

私が参考にしたITmediaの記事は、間違ったソースを元にして書かれた記事だ、という情報がありました。

質問:Documents and SettingsのDドライブ移行でトラブっております。。。 (回答 No. 2 を参照)

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1996668

ただ、私が取った方法でも、少なくともログインユーザーの設定は移動できているようです(LocalService と NetworkService は未確認)。Default User やAll Users の設定の一部はCドライブから読み込まれているようですが、私にとってその辺りの設定はむしろ書き換えを禁止したい部類のものなので、問題ありませんでした。

ただし、Documents and Settings をすべて別ドライブに移し、Cドライブから消し去ってしまいたい場合には、私の取った方法は使えないと思われますので、ご注意ください。

■個別に設定ファイルを移動する

以上で大半の市販アプリケーションは設定などを移動できましたが、オンラインソフトなど、一部のソフトはインストールフォルダに設定ファイルを作ることがあるので、それをどうにかする必要があります。(別ドライブにインストールしろと言われるとそれまでですが、Cドライブにインストールしておけば、ファイル感染型ウイルスに強いというメリットがあります)

具体的には、Windows にあるハードリンクとジャンクション機能を使います。UNIXで言うところのハードリンクとシンボリックリンクに近い(ほぼ同じとも言えますが、細かい点で違うようです)機能ですね。

この作業には、下記のツールを使わせていただきました。

ハードリンク/ジャンクション作成ツール

http://homepage1.nifty.com/emk/symlink.html

コマンドも「ln -s リンク元 リンク先」と、UNIXでシンボリックリンクを張るコマンドと全く同じなので使いやすかったです。それを使って、設定ファイルやフォルダを別ドライブに移動させます。

ただし、ファイルに対してジャンクション機能を使う場合は、事前に同梱されている「senable.exe」を実行して、メモリ上の ntfs.sys にパッチを当てる必要があります。メモリパッチなので、再起動するまでパッチは有効です(ファイルにリンクを張るたびにパッチを当てる必要はありません)。

この作業を行うことで、ほぼすべての設定やデータは別ドライブに移せるかと思います。あとは Microsoft Shared Computer Toolkit と User Profile Hive Cleanup Service をダウンロードして、インストールと設定を行います。

Microsoft Shared Computer Toolkit

http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/sharedaccess/default.mspx

ここまで終われば、Cドライブは Windows Update の時以外、常に保護をかけていても作業に支障は出ないでしょう。ただ、Documents and Settings をすべて移動したことにより、レジストリの「HKEY_CURRENT_USER」分のデータ(NTUSER.DAT)が他のドライブに移動されてしまっているので、注意が必要です。

反面、一部ソフトの設定は常に反映されるので、便利でもあります。しかし、テストとしてCドライブにソフトをインストールして試用した後、再起動によって消去した場合、レジストリにゴミが残る事があります。これを回避するには、ソフトのインストール前にレジストリのバックアップを取っておくことくらいしかありません。

簡単に全レジストリのバックアップと復旧をするには、下記のツールがいいでしょう。自分が同様のテストをした際には、当然ですが完璧に元の状態に戻りました。

ERUNT

http://www.larshederer.homepage.t-online.de/erunt/

ということで、今日は無理矢理ペースを週刊に戻すための日記でした(本来なら11日・18日に日記公開する予定だったので)。

■ [ネタ] Winny はどうなるのか!? これからのWinnyネットワークを大胆予測!!

この日記はネタです。本気にしないでくださいね。

えー、なぜか未だにWinny関係のリンクから、この日記にご訪問いただくこともあるみたいなので(大したことを書いたわけでもないので恐縮です)、せっかくだからWinnyについて考えてみることにしたよ。

開発者が逮捕されはや幾年(大げさ)、先日懲役1年を求刑されたりと、再びちょっと慌ただしくなってきたWinny界隈。度重なる情報流出、見つかる致命的な脆弱性、そこには著作権法違反なデータが溢れ、一般人にはアンダーグラウンドツールというイメージでしか見られなくなったWinny。

このままWinnyネットワークは消え去ってしまうのだろうか。かなりの規模を誇るP2PネットワークであるWinnyネットワークがむざむざ潰れてしまうのを、ただ見ているだけでいいのだろうか。何か有用な使い道はないのだろうか。

ツール自体は阿部官房長官も言っていたように(記憶してるけど、違ってたらゴメソ)、違法ではないのだから、このネットワークをどう活かせばいいのか。ちょっと考えてみたので、紹介しよう。

  • 情報公開ネットワーク化

愛媛県警だったと思うが、情報漏洩がきっかけで違法捜査(というか捜査謝礼金を払ったことにしておいて着服)が発覚したって例があった。影でこそこそ悪事を働く輩はどこにでもいる。なので常にある特定の職業でPCを使っているユーザーは、全情報をWinny上で公開し続けるといった制度を作る。すると滅多なことができなくなるので、そういう類の犯罪減って(゜Д゜ )ウマー。

名付けて強制情報公開条例! 誰もが市民オンブズマン! ただし俺の個人情報まで漏洩するのは勘弁な!

  • 密告ネットワーク化

匿名性の高さを活かし、職場環境の問題やトラブル、不法行為をしている会社や個人を公開する。ITドカタと言われ、デスマーチにあえぐプログラマーは労基署に行く時間もないのが普通。でもWinnyなら仕事をしながらでも労働環境のひどさを密告できるね☆

2chでも似たようなことはできるけど、IPアドレス記録されてるし、真実であっても大企業が事実無根と削除依頼してきたら、真実を確かめるのが難しいので消されることがあるかもしれない。でもWinnyなら一度流れた情報が消えることはまずないから安心!

名付けて人間不信ネットワーク! 人を見たら秘密警察と疑え! デマ情報には気をつけろ! 嘘を嘘と(ry

  • お見合いネットワーク化

彼氏・彼女が居ない人に朗報! 匿名で相手探しをしてみませんか? 操作は簡単、自分の写真とプロフィール(テキストでもいいが、Word形式の文書が望ましい)、理想の相手像を思いつくまま記入し、ZIP形式で圧縮。一緒にナイショのexeファイル(すぐに見つかります)も同梱すれば、より好感度アップ☆

それができたら、Winnyのアップロードフォルダに

[キンタマ] 自分の住所氏名・年齢・電話番号.zip

という名前で放り込む。参照量が大きくなればなるほど、多くの人がアナタに注目している証☆ ステキな相手もすぐに見つかるよ!

名付けて出会い系ネットワーク! 同梱exeを踏んで自分もプロフィールを公開しよう! イタズラ電話とストーカーには気をつけて!

……ゴメン、ちょっとネタを書きたかっただけ。

でも個人的には情報強制公開は面白そうではある。問題多いし、運用方法含めて実行するのはどう考えても不可能だけど。

繰り返しますが、この日記はネタです。冗談です。何事もなかったようにスルー推奨。

■ [PC] UltraVNC SCで遠隔操作する方法メモ

半年くらい前に友人向けのサポート用に作ったSCですが、別の友人が遠隔操作で知人のサポートするのに使いたいという事で、作り方のアドバイスしたついでに、まとめておこうかと。

とはいえ自分の場合は、有名な ケイムズカンパニー様 の内容をほぼそのまま使っているのですが、ちょっとつまずきやすい所も含めて、順序立ててメモしておけば忘れないだろうということで。

■UltraVNC本体のインストール

遠隔操作のためには、自分のPCにUltraVNCを入れておかないとダメなので、本体をダウンロード して、インストールします。(インストール作業自体は、日立システムズ様 のサイトが参考になります)

日本語じゃないと嫌な人は、日本語化パッチ も入れておくといいでしょう。自分も日本語スキーなので、パッチ作者様に感謝です。

■ルーターの設定

ルーターを使用している場合は、SCで使うポート番号をコントロールするPC宛に転送してやる必要があります(ポートフォワード設定)。無数にあるルーターについて解説はできませんので、設定方法は各自で調べてください。

■SCの設定ファイルを作る(暗号化なし)

SCのページ から、設定ファイルのテンプレートである custom.zip ファイルをダウンロードして、適当な場所に解凍します。

その中の「helpdesk.txt」が設定ファイルなので、それを書き換えますが、英語より日本語がいいでしょうということで、ケイムズカンパニー様のサンプル を元に改造することにします。

必ず書き換えるべき場所は

[HOST]

遠隔サポートを開始します。ここをダブルクリック。

-connect www.*****.com:5500 -noregistry

部分です。これを自分の環境に合わせて設定します。

例えば、自分のIPアドレスが 123.123.123.123 で、ポート番号に 12312 を使用する場合は、

[HOST]

遠隔サポートを開始します。ここをダブルクリック。

-connect 123.123.123.123:12312 -noregistry

とします。ただIPアドレスが固定でない場合、いちいちIPアドレスが変わる度に実行ファイルを作り直して渡すのも面倒なので、DDNSに登録して、そのアドレスを書いておく方がいいでしょう。

(例) 自分のDDNS名が ddns.name.desu で、ポート番号に 12312 を使用する場合

[HOST]

遠隔サポートを開始します。ここをダブルクリック。

-connect ddns.name.desu:12312 -noregistry

こんな感じ。

これで基本的な設定ファイルはできましたが、このままだと通信内容がそのまま流れてしまうため危険です。OpenVPNなどのVPNと組み合わせる場合以外はやらない方がいいでしょう。ちなみに、私の場合はOpenVPN環境でこの設定にしています(暗号化を2重にしても無駄なオーバーヘッドが発生するだけだと思ったため)。

■SCの設定ファイルを作る(暗号化あり)

SCはRC4という共通鍵暗号で通信経路を暗号化できます。ちょっと準備に手間がかかりますが、VPNを使わないなら暗号化は必須といえましょう。

まず、先ほどの「helpdesk.txt」を書き換えます。とはいえ、その先頭に「-plugin」という文字を加えるだけですが。

上で挙げたDDNSの例だと、

[HOST]

遠隔サポートを開始します。ここをダブルクリック。

-plugin -connect ddns.name.desu:12312 -noregistry

こんな感じです。設定ファイルはこれでおしまい。簡単なもんです。

ただ、これだけでは暗号化はできません。暗号に使う暗号鍵を作る必要があります。UltraVNCをインストールしたフォルダに「plugin」というフォルダがあると思いますが、その中にある「MSRC4Plugin_NoReg.dsm」を、UltraVNCをインストールしたフォルダ、則ち1階層上にコピーします。

そして「vncviewer.exe」を実行します。

プログラムが起動したら、そのメニュー画面下方にある「DSMプラグイン使用」チェックボックスにチェックを付け、右の入力欄に「MSRC4Plugin_NoReg.dsm」と入力して、「設定」ボタンを押します。

すると英語の設定画面が出てきますが、その一番下、「Generate New Key file」という欄があり、さらにその中に「40bit 56bit 128bit」と3つのラジオボタンがあります。これは暗号の強さの設定です。通信環境が悪い・PCが遅いといった場合を除いて、基本的にはデフォルトで選ばれている(自分の環境ではそうでした) 128bitを選んで、「Gen Key」ボタンをクリックします。

そうすると、同じフォルダに「new_rc4.key」という名前で暗号キーができていますので(これも自分の場合)、そのファイル名を「rc4.key」に変更します。このファイルは暗号化版の実行ファイルにも必要なので、「custom.zip」を解凍したフォルダにコピーしておきましょう(移動してはいけません。UltraVNCのフォルダにも置いておく必要があります)。

このファイルは「custom.zip」にも含まれていますので、コピーしようとしたときに上書きの確認があるかもしれませんが、構わず上書きしてください。

初めから「rc4.key」が入っているなら、それを使ったらいいんじゃないの? という向きもあるかもしれませんが、一般に広く配布されている暗号キーを使うことはセキュリティ的によろしくないので、面倒でも上記手順で作る事をお勧めします。

これで暗号化の準備はできました。

■SCの実行ファイルを作る(暗号化なし)

ダウンロードした custom.zip ファイルの中には、「helpdesk.txt」以外にもいくつかファイルがあったと思います。暗号化なしのSCでは、その中から

background.bmp

helpdesk.txt

icon1.ico

icon2.ico

logo.bmp

のファイルを使います。「helpdesk.txt」はもちろん自分が編集したものを使ってください。

次に、これらのファイルをzip形式に圧縮します。フォルダごとではなく、ファイルだけをまとめて圧縮しましょう。そこまで終わったら、今度は こちらのページ から、実行形式に変換します。

SCは、ユーザーがプログラムを使って変換するのではなく、Webサービスとして提供されています。2種類フォームがありますが、上がUltraVNC RC23をベースとしたもので、下は1.00を元にしたバージョンのようです。

私が試したところ、どちらを使っても接続に問題はありませんでしたが、SC自体も日本語化したい場合は上のRCベースのフォームを使ってください。下のベータ版フォームだと、日本語化ができませんでした。(SC自体の日本語化は最後で触れます)

フォームには上から「ID・パスワード・ファイル」を指定するようになっています。IDとパスワードはWebにも記載がありますが、IDは「foo」・パスワードは「foobar」です。ファイルは先ほど作成したzipファイルを指定します。

以上の指定が終わったら、「クエリ送信」(firefoxでは「実行」)ボタンを押します。しばらく待つと画面が変わり、

「File アップロードしたファイル名 can be downloaded」

という表示が最下部に出ます。「アップロードしたファイル名」部分にはリンクが張られているので、それをクリックすると、作成されたSCの実行ファイルがダウンロードできます。

■SCの実行ファイルを作る(暗号化あり)

基本的には暗号化なしの時と同様ですが、zip圧縮するファイルが

background.bmp

helpdesk.txt

icon1.ico

icon2.ico

logo.bmp

rc4.key

となり、暗号化なしの時と比べて「rc4.key」が増えている点が異なります(もちろん「helpdesk.txt」の内容も、暗号化に合わせて書き換える必要があります)。この「rc4.key」ファイルは、上記「SCの設定ファイルを作る(暗号化あり)」で作成したものを用います。

zip圧縮した後の手順は、暗号化しない時と同様なので割愛します。上の内容を参照してください。

■遠隔操作の待ち受け

あとはこの作成した実行ファイルを遠隔操作したい人に渡し、実行してもらえればOK!……と言いたいところですが、その前にUltraVNCをListenモードで起動しておかないといけません。

相手の人にプログラムを実行してもらう前に、以下のような手順でUltraVNCをListenモードで起動しておきましょう。

暗号化無しの場合は

vncviewer.exe -listen ポート番号

暗号化ありだと

vncviewer.exe -listen ポート番号 -dsmplugin MSRC4Plugin_NoReg.dsm

というオプションで実行します。

実行すると、タスクトレイにUltraVNCビューワーがListenモードで常駐します。それを確認したら、遠隔操作相手にプログラムを実行してもらいましょう。

■遠隔操作

相手がプログラムを実行し、問題なく接続要求が自分のPCまで届けば、画面に接続を許可するかどうかを問い合わせるダイアログが出ます。相手のPC名等が表示されるので、問題なければ許可してやれば遠隔操作できるようになります。

■付記・SCの日本語化

UltraVNCの日本語化パッチを公開してくださっている方のページ で、SCの日本語化ファイルも配布されています。それをダウンロードしておきましょう。

次に、作成したSCの実行ファイルを 7-Zip 等の7zip形式を扱えるアーカイバで開きます。

後は、ダウンロードした日本語化ファイルに入っている「winvnc.exe」を、SCの実行ファイルに入っている「winvnc.exe」と入れ替えます。入れ替えるというと難しそうに聞こえますが、単にアーカイバに放り込んで圧縮し直すだけです(同名ファイルなので上書きされる=入れ替わる)。

私のテスト環境では Explzh を使用しましたが、RC23ベースのフォームで作ったSCは無事入れ替えができました(1.00ベースのものは、ソリッド圧縮されているようで不可能でしたが)。

以上、駆け足ですがUltraVNC SCの作成方法でした。

■ [PC] Sil3112 トラブルシュートのメモ

現在自宅のメインPCでは、Serial ATA変換アダプタを取り付け、ホットスワップ可能にしたViPower製リムーバブルラックを使っているのですが、本日起こったトラブルについて、備忘録としてメモしておきます。

発端は、新しいSerial ATAアダプタである、W-3611 というアダプタのテストから始まりました。どうもこの変換基板では、うまくHDDを認識してくれないのです(2台のPC・3枚の変換基板・2枚のSerial ATAカードを使ってダメでした)。

友人に同じ基板でシステムを作ったときにはうまく動作したのですが、なぜか自宅ではうまく動かず、途方に暮れつつ、何気なくSilicon Imageのサイトから落としたBIOSファイルを書き込んだのです。

それが全ての失敗でした。

現在、普通にトップから辿ったのでは、Sil3112用のBIOSは見つけることはできず、Sil3512用のページしかありません。ドライバは3512用のものが使えるため、BIOSも同様だろうと考えて、3512用のものを書き込んでしまったのです。

結果、カード自体は認識しますが、正常動作していた玄人志向の SERIALATA-DAT を使ったリムーバブルラックですらHDDを認識しなくなりました。HDDを認識しないことには、BIOSの書き換えもできません(Windowsから書き換えるツールがドライバインストール時に導入されるのですが、それを使うにはHDDを繋いで認識しないとダメなのです)。

と、長い前振りでしたが、ここからが備忘録です。WindowsがダメならDOSから書き換えるツールでもないかなと思って、google先生に尋ねると、海外のサイトに有益な情報がありました。

3112A_NVFLASH.zip というツールでDOSからBIOS書き込みができるとのことで、親切にもそのプログラムもアップしてくれています。早速使おうと思ったものの、やはりこの情報だけでは不安なので(といっても、このプログラム自体はSilicon Image謹製のようではありますが)、別の情報も探してみました。

そうすると、Silicon Imageのトップからは辿れないけれど、Sil3112のBIOSページは未だ存在しているようで、リンクを発見することができました。

BIOS自体は以前のファイルを保有していたのでいいのですが、以前DOSの書き換えツールを見た事があったような気がしたので行ってみると、まさにお目当てのものがありました。BIOS Update Utilities です。

早速ダウンロードして、DOS用起動フロッピーにユーティリティとBIOSを放り込み、再起動して書き換えを試みます。といっても難しいことはなく、プロンプトから

UPDFLASH BIOSファイル名

とすれば、書き込み作業が始まります。その結果、見事に元のBIOSに戻すことができました。

  • メモ :
  1. BIOS Update Utilities を解凍すると、2つのBIOS書き換えユーティリティがあるが、今回は日付の新しい UPDFLASH を用いた。問題なく認識しているので、それで良かった模様。
  2. UPDFLASH 実行時、英文でのメッセージがあるが、それはこのユーティリティが増設カード専用のBIOS書き換えツールであり、マザーに載っているチップには使うなという警告である。自分の場合は増設カードなので Y を押して続行した。
  3. 友人がこの W-3611 という変換基板で動いたのは、ボードのチップがSil3512だったからかもしれない。ハンダづけの失敗はないようだし(電源投入時に変換基板のLEDが点灯する)、あと違うのはボードのチップだけなので(ボードの型番は同じなのに、製造時期でチップどころかカード自体まで違うとは……さすが玄人志向)、それをまた検証してみたい。 再検証の結果、Sil3112搭載カード2枚・2台のPC共に正常動作しました。原因はいまいち不明ですが、元々のカードに載っていたBIOSのバージョンが一つか二つほど前のものだったので、そのせいではないかと思われます。ということは、今回のBIOS書き換え失敗騒動が結果的にいい方に転がった、ということなのだろうか。あと、テストに使っていたHDD2台のうち、1台が壊れかけていたことも判明 orz。そのせいで検証が不十分になってました。誤った情報を流してしまい、すみませんでした。 再訂正。やはり不安定でした。認識しない事が多くあり、実用には難しいです。時たま正常に動き、ファイルコピーなどを行っても問題ない(SHA1でチェック) こともありますが、この状態では使い物にならないと言わざるを得ません。Sil3512搭載カードを購入後に再度チェックしてみることにします。 Sil3512でもダメでした。定評のある変換基板を購入し直すことにします。orz
  • 検証機材

カード :

TEAC IF-11LSA (BIOS書き換えミスったカード)

玄人志向 SATARAID-PCI (ホットスワップの利便性が上がるので、BIOSをRAID用から通常のものに書き換え)

変換基板 :

W-3611 (たまたま某所で1枚500円程度で仕入れたもの)

公式サイト不明なので、ショップさんの紹介ページ

http://www.supc.co.jp/newitem/sinsei53.htm

■ [その他] バースデーの俺

ファッキンバースデー俺! ウツダシノウ! ウツダシノウ!(男気溢れる声でお読み下さい)

そんなこんなでまた一つ年を取ることになりまして鬱な私ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ちなみに「みどりの日」は来年から「昭和の日」になるそうですよ。つまりアレですか、この日に産まれた人間は産まれながらにレガシー(旧世代の遺物) 扱いってことですか? 平成生まれでも誕生日は昭和。どこのダブルスタンダードだそりゃ(くりゅえるは頭が錯乱しています)。

あー、ちなみに自分は昭和生まれなので昭和の日でも問題はないんですが(何に?)、みどりの日じゃなくなるのはちょっと寂しい気もしますね。……って、今年入って2回目の日記がこんな内容だけというのもアレなので、ちょっとしたネタを交えつつ少し。

■ひとつめ。

この低頻度更新ですから、読む人なんて最近いないし困らないと思うので、閉鎖した方がいいのかなー、とか考えてたり。理由はというと、

某ゲームメーカーに落ちたから

とか、

しかも履歴書にこの日記URIを書いてしまったから

なんて理由だったりはしません。ええ、多分、きっと。

……内容的には落ちて当然だったと自分でも思うが、この日記のURIまで書くんじゃなかったな……。あのときの俺はどうかしていたんだ、ママン。

■ふたつめ。

今さらながらSLAXがアツい。ここ数日、某所でお勤めしていたときに作ったLinuxファイルサーバーのシステムがお亡くなりになったとヘルプを頼まれたので、どうせならシステムをCDブートで作れば、データ用HDDはともかくシステムは安心だよなーって考えて、それを実行していたり。

SLAXのServer Edition日本語版を落としてきて、それにSambaモジュールを追加し(ServerなのにSambaが入ってないってのは、多分外向けサービスが主目的だからなんだろう)、向こうの環境に合わせて /rootcopy にファイル追加して、実機で変更したファイルはモジュール形式で保存し、/modules に追加してCDを焼き直せばOKと、楽しいし簡単。

ただ、自分で作ったのにどんな構成だったか思い出せなかったせいで、結構時間は取られたけども。今回はVMWareのおかけで大助かり。いやあ、仮想マシンは偉大だなあ。あとは今動かしている自分のサーバーもこれにしたいけど、ちょっと特殊な設定で動いてるから難しいかな。いざとなれば同じSlackwareだから、パッケージ作ってモジュールにコンバートすればいいけど。

……ということで、毒にも薬にもならない日記をお送りしました。で、その某ゲームメーカーに落ちたシナリオやゲーム風ノベル(落ちた=駄作ですけどね) は、そのままの形じゃないにしろ公開します。非常に恥ずかしいけどな(自分でもダメダメと思ってるものだし)。

恥ずかしいならやめろと思われるでしょうが、ネタのためですから!! ネタのためなら親でも茹でると語ったのはG=ヒコロウ先生ですが、激しく同感ですよ!!

……ただし、ここじゃなくて、もう一つ持ってる別ブログでね☆(オイ)

だってここは一応ネタと技術系話の場であってー。もう一つの方は小説ネタとか文章ネタの場として作ってるからー。やっぱり、カラーは使い分けないとね? ということで、興味ある人はいないでしょうけど、ゲームメーカーに送って落ちるシナリオはどういうものなのか、見てみたい人は探してください(笑)。公開したら一応こちらでも告知します。

あ、ちなみに応募したのは、えっちなゲームを作っている大人のメーカーさんです。昔から好きなメーカーさんだったんですが、まあ好きなだけでは届かないものも多いですよね、ということで。

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