前回記事、GMOクラウド VPSを借りてまず行う初期設定内容 から間が空いてしまったけれど、今回はWebとメールサーバーの設定編を。
とはいえ、自分の場合メールサービスとしてGoogle Appsを利用しているため、VPS上では問い合わせやログ等を送れればいいだけなので、そっちは超簡単な設定だけで終わらせてますが……。
ということで、続きは以下から。割と長いです。
SaaSesが個人向けVPSサービスから撤退 ということで、月500円程度でそこそこ使えていた実験用サーバーの乗り換え先を検討していたのだけど、コストパフォーマンスから考えると GMOクラウド VPS マイクロ しかねーなという事で、新規契約して初期設定を行った時の内容をまとめてみた。
GMOというだけで割とマイナスイメージを持ってる人も多いかもだけど(自分含む)、個人的には以下のような理由で、2つめの契約をした次第。
後は電話サポートがあったり(以前メールでHDD増量頼んだら、電話連絡が来たのにはビビったけど)、設定代行やマネージドサービスもあるけど、まあこの辺りは使わないのでどうでもいいかな。
と、いい事ばかり書いてはみたけど、GMOは好きじゃないからやっぱり俺は他社VPSを選ぶぜ! って人にも下記の初期設定フローは多分使えると思うので、VPS借りて行う作業の参考にでもなれば幸い。
Aipo7のバックアップスクリプトは、backup_handler.sh としてデフォルトで用意されているが、定期的に削除する機能は付いていないため、いちいち古いバックアップを手動で削除する必要があった。
その辺りが面倒だったので、自動的にバックアップを削除だけするスクリプトを書いてみた。backup_handler.sh を改造してもよかったのだけど、リストアスクリプトとの兼ね合いや動作検証が面倒&バージョンアップ時にバックアップスクリプトの確認・検証するのが面倒という理由で、単独で動くようにした。
前提条件として、素のままの backup_handler.sh を cron で毎日回している環境を想定している。このスクリプトも同じように cron で回せば、古いバックアップは自動で削除してくれるはず。(CentOS 6環境にて検証)
既にSSL証明書を入れているWebサーバー環境で、別途SSL証明書をお金出して取るのもアレだからと、Apacheのリバースプロキシを利用してAipo7をSSL対応させて使っていたわけだが、そうするとAipoアプリの追加ができない。
ネットでも同じような症状は多々見られたのだが、解決方法が載っているところがなく、アプリ使用を半ば諦めていたものの、何となく思い立って色々試行錯誤したけど解決せず、もういいやと諦めかけたときにひょんな事から解決したのでメモ。
やあ、俺だ。今回はなぜこんなスクリプトを書いたのか、その理由からお話ししよう。